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2019.6.13

東葵 マネジメント力で首位スタート

2019年LPGAステップ・アップ・ツアー第7戦『ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が6月13日、長野県上田市・上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部(6,297ヤード、パー71)で開幕した。大会第1日、プロ入り5年目の東葵が4アンダーで首位。1打差の3アンダー、2位タイは、川満陽香理、小川陽子、石川明日香、ハンスンジ、木下彩の5人。(天候:晴れ 気温:24.2℃ 風速:1.1m/s)

 東 葵は笑顔がトレードマーク。しかし、プレー中は冷静沈着だ。5バーディー、1ボギーの内容を、「最近、ショットがいい。前夜のイメージトレーニング通り、マネジメントがうまくいったと思います。グリーンは、芝目が強くて読みづらいけど、きょうはタッチが合っていた」と評価した。さらに、同組の小川陽子、石川明日香も3アンダーと好調で、「リズム良くプレーができた」と感謝のメッセージを添えている。「毎ホール、誰かがバーディーをとっていた感じ。チーム戦だったらスゴイです」と続けた。

 昨年から、コースマネジメントに注力している。「コーチから、空間認識能力を鍛えなさいと言われている。女子は低い人が多いみたいです。車のナビを、なるべく使わずに運転する訓練もしています。コーチは10年前、ある開催コースをプレーしたことがあって、1-18番まで特徴を細かく教えてくれた。その時、私は前日にプレーしているにもかかわらず、うろ覚え。だから、練習ラウンドのときからメモを取って、しっかりと覚えている。試合の前夜はイメージトレーニングしてから寝るようにしています」。

 その成果で、4月の九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメントで、首位と1打差で最終日を迎えた。「1番で右のラフに入れ、その後がダメ。グリーンエッジまでの距離を打てばよかったものを、ピンまでの距離を打ってしまった。緊張しているときこそ、冷静な判断が大事」。この教訓は、絶好のスタートを切った今大会で活かしたい。

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