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2019.6.20

挑戦・鈴木愛 ランニングアプローチに注目 

 LPGAツアー第16戦『ニチレイレディス』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が6月21日、千葉市若葉区・袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,548ヤード/パー72)で開幕する。20日はプロアマトーナメントが盛大に行われた。

 20日のプロアマトーナメントでは、鈴木愛がコースチェックに細心の注意をはらっていた。「コースの印象が去年とは、かなり変わっています。12-13番へ行く時、木がなくなっていた。また、フェアウェイを外すとグリーンが小さいのでなかなかグリーンを狙えない。ティーショットが鍵になるでしょう。それから、今年はグリーンでボールが止まる。ピンポイントに狙っていけるので、いいスコアが出ると思う。去年とプレーのイメージを変えなければなりません。バンカーの砂の深さだって違っていた。去年までのイメージを残し過ぎないことがポイントです」と表情が引き締まる。

 視線の先には、7月に控える欧州遠征があった。「AIG全英女子オープンへ向け、ランニングアプローチを練習している。通常はウェッジを使うけど9番、8番、7番、それからUTも使い分けられなければダメ。全英は以前、プレーしたこともある。成績は良くなかったけど、リベンジできるチャンスは滅多にない。今週も、試合で試す。新しいことへ挑戦してみたい」と目を輝かせた。だからこそ、コースをより入念に下見したのだ。新しいスタイルを模索する。チャレンジする意欲は好調の証明だ。ディフェンディングチャンピオンとして連覇へ挑むほか、2週連続Vの期待も高まる。

 「できないことではない。チャンスがあるのは私だけ。チャレンジしたい」と前向きだ。しかし、左足首痛をかかえており、体調は万全とはいかない。そんな状態で好成績をあげることも挑戦なのだ。「(痛めている)左足首は、完全に良くはなっていない。17日にジス(国立スポーツ科学センター)で診察とケアをしてきた。骨には異常がなかったけど、炎症が起こっているそうです」と明かしたが、満面の笑顔には闘志が宿った。

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