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2019.7.7

無念のイミニョン 4打差を死守できず…

<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>

資生堂 アネッサ レディスオープン 戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)最終日

 1度のミスが勝負を左右した。敗れたイミニョンは、プレーオフへ臨む際、「無心で行こう」と改めて、集中力を研ぎ澄ます。それでも、流れを引き戻すことはできなかった。1ホール目、3Wの第2打は残り187ヤード。「風に乗って(グリーン)右のバンカーへ入った」と、首をひねりながら振り返った。そして、バンカーからの第3打も、グリーンをオーバー。結局、4オン2パットのダブルボギーだった。

 また、4打差をつけ、一人旅の展開を一気に変えてしまったのは、15番。4日間で難度1位のホールである。第2打でグリーンをとらえることができず、20ヤードの第3打も、ピン奥5メートルへ。「ファーストパットを強く打ちすぎてしまった」といい、何と3パットのダブルボギーとしてしまう。わずかなミスから急転。勝負の怖さを改めて思い知った。

 「15番のミスが、一番悔しかった」。無念の胸中を、絞り出すように語っている。プレーオフは、これで0勝2敗−。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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