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2011.11.25

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目

全美貞が首位を守る 表、不動らベテラン勢も浮上

 2011年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)の2日目が宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,482Yards/Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:13.9℃、風速:1.5m。前日ほどの強風もなく、穏やかな天気となった2日目。首位スタートの全美貞(ジョンミジョン・韓国)はこの日も4バーディー・4ボギーと安定したゴルフを見せ、通算4アンダーで首位を守った。2打差の2位には宋ボベ(ソンボベ・韓国)。3打差の3位タイに表純子とアンソンジュ(韓国)が続いている。

 

 この日は、ほぼ無風ながらもアンダーパーラウンドが6人。引き締まったグリーンと、宮崎CC独特の高麗グリーンの芝目が、選手を苦しませる要因の一つだ。そのなか6番でバーディーが先行するなど、順調にスコアを伸ばして余裕あるゴルフを展開した全。「そんなに今日は悪くなかったですけど、15、17のボギーは勿体無かったですね」と後半の4ホールでは小技のミスで、3つのボギーを喫して一時は崩れかけたが、難度の高い18番でバーディーを奪い、スタート時のスコアに戻して2日間の競技を終えた。 「今年は優勝したいと思っていても、できないことが多くて。でも優勝はまた来年すれば良い事ですし、気にはしていません」と初のメジャータイトルへ向けてのプレッシャーは、まだあまり感じていない様子。「今年はショットを重点的に練習していて、それが自分の納得行くところまで来ています。今はショットが思った所に打てているし、あとはパターを自分の信じた所に打てれば」。一瞬の迷いがリズムを狂わせる難攻不落のグリーン。己のみを信じてあと2日に臨む。


宋ボベ (2位:-2)
「前半は5番までパーオンができなくて、何とかパーで凌いだ感じですね。後半になってショットとパットが噛み合ってきましたが、ショット自体は昨日のほうが良かったですね。(明日は)難しいホールは絶対にボギーを打たないようにパーセーブしたいです。ボギーもダボも出るコースなので、気をつけてやりたいです」。

表純子 (3位タイ:-1)
「(今日は)パターが良かったです。だいぶ慣れてきたので。(このグリーンは)逆目はきれて曲がるので、強めに打つようにしています。(高麗グリーンは)打てているときは好きですね。(自分のピークはまだまだこれから?)そうですね。去年よりは、まだ今年の方が調子良いので、岡本(綾子)さんにも45歳までやりなさいと言われているので…。それは無理だと思いますけど(笑)。(明日、最終日の位置は)あまり考えていないので、その日、その日できる限りやりたいです」。

アンソンジュ (3位タイ:-1)
「今日は運もツキもあったと思います。ショットも良かったです。一番良かったのはパッティングで昨日よりも良くなりました。今日は満足です。8番で右のバンカーに入って、打った感触は少し砂が厚いかなと思いましたが、そのままバウンドせず、ダイレクトにカップに入りました。10ヤードぐらいです。(あと2日間)ドライバーが少し右に飛んでいるので、それを修正して。パッティングさえ戻ればいい線に行けると思います」。

不動裕理 (5位タイ:イーブン)
「今日はまぁまぁ良かったです。パターが良かったです。パーパットは良いのが入りましたが、バーディーパットはそこまで冴えませんでした。バーディーチャンスは4~5メートルが結構ありましたが、あと、1、2個は入って欲しかったですね。(残り2日間)トップは伸びているので、落ちるのを待っているだけじゃ難しい位置なので、昨日みたいなミスをしないように気を抜かないようにやりたいです」。

藤本麻子 (5位タイ:イーブン)
「ピンチが何個かありましたが、パッティングで凌げたかなという感じです。昨日よりフィーリングも良くなってきたんですけど、目とタッチが合わないと入らないし、難しい展開のなか、今日は良く入ったかなと思います。18番はバーディーパットが2.5メートル。最後はバーディーで上がりたかったのですが…。あとは忍耐力だと思います。みんな苦しいし、バーディーチャンスについても入らない展開が多いのですが、その中でもパーで凌いでいけるようにしたいです」。

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