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2011.11.26

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 3日目

全美貞が通算7アンダーにスコアを伸ばし、完全優勝に王手

 2011年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)の3日目が宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,482Yards/Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:15.5℃、風速:2.4m。心地よい快晴のなか行われた3日目。2位と2打差の首位でスタートした全美貞(ジョンミジョン・韓国)は、この日も5バーディー・2ボギーの69とスコアを3つ伸ばし、3日間単独首位を守って完全優勝へ王手をかけた。3打差の2位に宋ボベ(ソンボベ・韓国)。4打差の3位タイには不動裕理と北田瑠衣が続いている。

 最終組の緊張感を感じさせないプレーで、出だしの1,2番ホールをバーディーとした全。その後は5番、9番とボギーを喫し、スタート時のスコアに戻ってしまうが、11番パー5で再びバーディー。「このバーディーから流れが変わりました」と後半は3バーディー・ノーボギーの危なげないプレーでスコアを伸ばしていった。初日から単独首位を守っての優勝となれば、大会史上初の快挙となるが「明日も自分のプレーに集中するだけです」と臆する様子はない。明日は自身初のメジャータイトルへ向け、絶好の位置で最終日。「今日はスイングのリズムが悪かったりする事があったので、これから修正していきたいです」と万全の態勢でで最終日・最終組に臨む。


宋ボベ(2位:通算-4)
「もう1打伸ばしておきたかったですね。17番も勿体無かったので、残念です。10番のダブルボギーはティーショットを右のラフに入れて、レイアップしようとしたら、木に当たってしまって。それ以外も100%は満足できませんが、終わったことなので明日に気持ちを切り替えて。本当に最後の一日なので、今日みたいなミスがないようにプレーしたいですね」。

不動裕理(3位タイ:通算-3)
「そんなに悪いゴルフでは無かったですが、今日はびっくりするくらいのが2つ(5番で20ヤード、18番で4m)入って、ラッキーな一日でした。パッティングが良かったと思います。ショットは風やボールの落とし所によってグリーン上で転がるか、手前で止まるか変わりますが、そこまでシビアに打ち分けられる調子ではないです。上とは離れていますけど、あと18ホールしか残っていないので、最後まで自分を信じて自信を持ってやれたらいいなと思います」。

北田瑠衣(3位タイ:通算-3)
「先週久しぶりにベスト10に入って、今週はさらにショットが安定していると思います。このグリーンはパターの芯に当たっていないと、最初の打ち出しで目に負けてしまいます。しっかりストロークしないといけないので凄く神経を使いますね。今日いいゴルフができて、明日もこれだけバーディーが取れたら楽ですけど、一つのミスがなかなか取り返せないコースですし、色々考えながらやっていかなければいけないと思っています」。

有村智恵(5位:通算-2)
「15番は18mくらいありましたけど、直角に曲がるようなラインなので、寄せようと思ったのが入ってくれました。フックラインは調子が良くなくて、イメージが出なかったですけど、点で構えるスタンスから、イメージや感覚を重視する打ち方に変えたのが良かったのかなと思います。上位が見えた時のゴルフは今日のようなゴルフとはまた違ってくると思うので、明日はどうなるかわかりませんが、良い一年だったと思えるよう、とにかく頑張りたいです」。

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