ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント　前夜祭

いよいよLPGAツアーが開幕

　LPGAツアー開幕戦、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で行われる『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』（賞金総額8,000万円、優勝賞金 1,440万円）を直前に控え、プロアマトーナメントの前夜祭が行われた。前夜祭では地元沖縄の子どもたちによる踊りなどが披露され、歓迎ムード一色。また昨年のLPGAの部門別表彰も併せて行われ、賞金ランキングなど2部門を制したアンソンジュをはじめ、通算50勝を挙げ、LPGA大賞を受賞した不動裕理らが表彰された。

　また指定練習日、プロアマ競技を終えた各選手からは、今シーズンの意気込みや開幕戦での目標などが述べられた。

　3年連続の賞金女王を狙うアンソンジュは「オフは1月から3週間ほど毎日朝6時頃から夜7時頃までトレーニングをしました。今までで今年が一番きついトレーニングでした。2010年も調子が良かったですけど、その次くらいに今年は調子がいいです。目標は3年連続賞金女王です。ポイントは体力とパッティングなので、その辺が鍵ですね」と充実したオフを過ごし、万全の態勢。

　3年ぶりの賞金女王を狙う横峯さくらは「今日も左に行く場面はありましたが、調子は悪くないかなといった感じです。アドレスをしっかり出来れば大丈夫だと思いますし、いいスタートを切りたいです。去年、おととしと韓国勢に惨敗しているので、日本でやっているからには日本人が頑張らなければと思っていますし、私もその一人になりたいです」と開幕から並々ならぬ意気込みが伝わる。

　今季すでに米ツアーでも活躍している上田桃子は「開幕だけど、冷静な感じで、静かにスタートしたい。ガンガン攻めて行くよりも自分のペースでいきたいです。今日を含めてここ数日しっかりバーディーを取れているし、全体としていいフィーリングを感じているので、頑張ろうとするよりも、流れの中でやれたらいいですね」と余裕を感じさせるコメント。

　また地元沖縄県出身の宮里美香は「すごく楽しみです。今年出場できて嬉しいですし、大会を盛り上げられたらと思います。この大会は中学1年の時に初めて出場して、予選通過をして、自分にとって思い入れのある大会です。去年は予選落ちして悔しい思いをしたので、今年は優勝争いをしたいと思います」と昨年のリベンジに燃える。

　その他にもロレックス世界ランキング上位の申ジエ（韓国）、歴代チャンピオンの不動裕理、三塚優子、朴仁妃、藤野オリエらが参加するほか、地元沖縄県からは諸見里しのぶ、上原彩子ら過去最多の計13名の選手が地元での活躍を狙う。

　“Ever Onward with OKINAWA（沖縄とともに限りなき前進）”という大会スローガンのもと、選手達それぞれの思いを込めたシーズンがいよいよ幕を開ける。

大会最終日の3月4日（日）に、ゴルフ未経験・初心者の小中学生を対象とした『LPGAジュニアゴルフレッスン会』を実施いたします。当日会場にて先着順で参加者の募集を行いますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

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