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2012.5.11

フンドーキンレディース 1日目

強風のなか、フォンシャンシャンが単独首位発進

 2012年度LPGAツアー第10戦『フンドーキンレディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の大会初日が、福岡県福岡市の福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,384Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:19.3℃、風速:3.7m。肌寒さを感じる冷たい風が吹いた初日。高低差のあるコースと難グリーン、そして強風に苦戦する選手が続出するなか、中国出身のフォンシャンシャンが5バーディー・ノーボギーの67と抜け出し、単独首位に立った。3打差の2位に朴仁妃(パクインビ・韓国)、4打差の3位タイには森田理香子ら4名が続いた。

 「ティーとグリーンで風の方向が違くて、難しかったです」とこの日を振り返ったフォン。そんな強風のなかでも、「先週あたりからやっと本来の調子が戻ってきました」と正確無比なショットで、この日パーオンを逃したのは3回だけ。「しかもグリーンを外した3回のうち、1回はバンカーからのチップインバーディーでした」とリカバリーショットも完璧にこなし、隙の無いラウンドで堂々首位に立った。

 「米ツアー参戦の経験が生きたと思います。向こうのツアーは難しいコンディションでも必ず7アンダーくらい出してくる選手が1人はいますし、それを思えば私も難しいコンディションで実力以上のスコアが出たのは不思議じゃないと思っています」と難条件での5アンダーという好スコアを冷静に分析した。「難しいコンディションなので、3日間いいスコアが出るとは思っていません。スコアが出なくても、いかに自分のベストが尽くせるか。良いプレイヤーなら、どんなコンディションでも適応しなければならないと思いますしね」と自信あふれるコメント。技術面・精神面ともに充実しているだけに、2日目以降も首位の座は譲れない。

朴仁妃 (2位:-2)
「(今日は)風が強くて難しかったのですが、パッティングが思った以上に入ってくれたので、良い成績が出せました。後半は14番から全部1パットだったので、そこが大きかったと思います。16番では10メートル以上の距離が入りました。(アップダウンのきついコースで)距離感が本当に難しいし、やっぱり体が疲れます。(明日からは)今日みたいにパッティングに集中して、アイアンショットもしっかり準備していきたいです。今日のような成績が出せるように頑張ります」。

森田理香子 (3位タイ:-1)
「風が強くて、狭くて、グリーンも固くて、ピンポジションも難しかったので、そのなかでアンダーパーは良かったと思います。(課題の初日は)いつも悪いから良かったですね。でも、明日もあるし、ここは何があるかわからないコースなので、諦めずに頑張っていきたいです。(そろそろ優勝?)勝ちたい気持ちはありますが、勝つためには自分の実力とか精神的に上にいかなければいけないですね。頑張って練習すればついてくると思います」。

横峯さくら (7位タイ:イーブン)
「(今日のプレーは)1番でティーショットが左にいってどうなるかと思いましたが…。もったいない部分が多かったかなと思います。チャンスというチャンスが少なかったですし、風の影響が大きかったですね。明日、風がどうなるか分かりませんが、風がなければショートアイアンで打てるところも結構あるので、しっかりチャンスにつけられればいいかなと思います」。

上田桃子 (7位タイ:イーブン)
「6番は右からの風でなんとか寄せられたという感じだし、9番はピンが見えなかったりと難しさはありましたが、前半アンダーパーで出来たのは良かったですね。(グリーンは)砂が多いグリーンなので、止まらないですし、セカンドも砂地ですから。後半になって、さらに風が強くなってきて、なかなかフェアウェイに置けなくてバーディーチャンスにつけられませんでした。先週は自分の思った距離がでなかったのと、それに反してスイングを考えてしまっていました。スコアももちろん大事ですが、良い感覚で打っていけることが大事なので、明日は1打ずつそういったプレーができればいいと思います」。

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