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2019.8.21

上原美希 コースへ感謝の首位発進

 2019年LPGAステップ・アップ・ツアー第13戦『ダイクレレディースカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)が8月21日、広島県呉市・呉カントリークラブ(6,265ヤード、パー72)で開幕。ステップ・アップ・ツアー4勝の上原美希が、6アンダーでプリンセス・スペラルと並び、首位に立った。4アンダー、3位は山城奈々。4位タイは3アンダーで、地元広島県出身の槇谷香、田辺ひかりなど8人が続く大混戦となった。(天候:曇り 気温:28.3℃ 風速:2.6m/s)

 上原美希は、朝からご機嫌だった。連続バーディーのスタート。「打ちたい方向へ、ボールを打ち出すことができた」という。特に、1番の5メートルのスライスラインを決めたのは、お見事。2番ではショットにも切れが加わる。また、4番でも3メートルをきっちりと沈めた。「ティーショットがキーポイントです。きょうは、1Wの感じが本当にいい。スコアへつながった。だから、ボギーを叩いても、落ち着いてプレーできたのでしょう」と話した。前半は33。後半もノーボギーの33をマーク。

 早朝から幸運と巡り合う。好調の要因を、「コースに着いて、テレビ解説の岡本綾子さんにバッタリ。競技は2日間。しっかりと貯金をしてね−と声をかけてくださった。気を緩めず、最後まで頑張れたのは、岡本さんのおかげですね」とうれしそうに語っている。

 気配りの人は、感謝の気持ちを込めて、今大会に臨んだ。「昨年の7月、豪雨災害があったのにもかかわらず、わずかな期間でコースが修復できるなんて、本当に驚きました。パッティンググリーン付近に、修復の経過が書かれた看板があります。コースや関係者の皆さんへ感謝を込めてプレーしました」と頭を下げながらいう。

 今季、ステップ初優勝がかかる最終日。「後半が勝負。フェアウェイは落としどころが狭い。最後まで油断できない。次週からニトリレディス、ゴルフ5レディス、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯とLPGAツアーへ出場します。私にとって、いいステップにします」と気合を込めた。

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