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2012.6.23

アース・モンダミンカップ 2日目

横峯、服部、アンの3選手が首位に並ぶ 1打差に有村、豊永

 2012年度LPGAツアー第16戦『アース・モンダミンカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の2日目が、千葉県袖ケ浦市のカメリアヒルズカントリークラブ(6,475Yards/Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:22.2℃、風速:3m。穏やかな曇り空のもと行われた2日目。前日同様バーディーが続出する展開のなか、首位と3打差の2位タイからスタートした横峯さくらと服部真夕が、ともに6バーディー・ノーボギーの66をマークし、アンソンジュ(韓国)と並び首位に立った。1打差の4位タイには有村智恵と豊永志帆がつけている。

 首位と1打差の優勝圏内に5名がつけた2日目。今シーズン初の首位に立った横峯さくらは「ショットに不安がなく、パットに集中できるのが大きかった」と今季不調のショットが復調。3~4mの微妙な距離のパットも決まり、66の好スコアをマークした。「先週手応えを掴んでの今週なので、すぐに結果が出たのは嬉しいし、あと1日という感じです」といよいよ優勝が視界に入った。

 同じく首位の服部真夕は「3番ホールで2mのバーディーパットをショートしたときに、この距離でショートするのはマズイと思って、その次のホールで同じ2mにつけた時にしっかり決められたのが良かったです」と同組で首位を行くアンソンジュが出だしから連続バーディーで飛び出したが、焦ること無くチャンスをものにした。「追いつきましたけど、アンさんもショットが良かったですし、私もまだまだ伸ばさないといけない。(前回最終日でスコアを落とした)リベンジというより、自分が成長できる大会にしたい」と巻き返しを誓った。

 そして横峯、服部に並ばれた形となったアンソンジュ。この日はキレのあるショットで再三チャンスを演出するものの、バーディーパットがことごとくカップに嫌われ、我慢のラウンド。決して満足のいくラウンドではなかったがスコアは69。「3アンダーは満足ではないけど、まあまあ良いプレーだったと思います」と及第点を与えた。

 首位の3選手を僅差で追う選手も優勝へ虎視眈々。66をマークし、1打差につけた有村は「(同組の横峯と豊永とのバーディー合戦で)凄くいい緊張感で、お互い取れるホールでしっかり取ったという感じ。先に2人がバーディーを決めたあとでもバーディーを決められて、私も流れに乗れた」と同組計18個のバーディーを奪う文字通りのバーディー合戦を乗り切り、充実した表情。「3日間18アンダーというのが頭にあったので、まずは自分のなかでそれを目指して、あとは優勝スコアがそれ以上になるなら、それも頭に入れて頑張りたい」と最終日もバーディー量産をもくろむ。

 同じく1打差につけた豊永は「序盤は出遅れた感じはありましたけど、昨日も後半良かったので、意識せずやったら後半良くなりました」と後半32の猛チャージで、連日の67。「2日間頑張れたので、明日も同じくらい頑張れれば。今日が80点なので、100点にするには距離の短いホールで取ること。明日それが出来れば」と明日も前半のプレー次第では、優勝のチャンスも大いに出てきそうだ。

 首位と2打差につけた木戸愛も優勝圏内。この日は2番ホールで3パットのボギーとしたものの、「納得の外し方だったので、気持ちを切り替えられた」と焦ること無く後半の好スコアに繋げた。「ここまで来たら強い気持ちで最後までやりきりたい」と悲願のツアー初優勝を目指す。

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