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2019.9.12

朴仁妃 バウンスバックの極意を語った

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

第52回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)第1日

 これが、ゴールドメダリストの底力。朴仁妃が4アンダー、首位タイスタートを決めた。とはいえ、自身のプレーよりもLPGAツアーの盛況ぶりに驚く。「確か、きょうは木曜日でしたね。ギャラリーの皆さんがたくさん。アメリカツアー、韓国ツアーでもめったにないことです。本当に驚きです。2020年の東京オリンピックへ向けて、ゴルフファンを増やしてしていくことに関して、日本は成功しているなぁと思いました」。もちろん、リップサービスではない。ストレートな感想だ。

 となれば、大いに燃えるのがプロフェッショナル。「この4週間はオフに充てていました。でも、きょうの内容は満足できるものです」と話す。その要因をさらに詳しく解説している。渋野日向子で、一般ファンへ浸透したバウンスバックだ。

 「ボギーを打つと気持ちが沈んでしまう。さらに、プレーが悪くなる。いつもボギーの後は、絶対にバーディーをとるという気持ちでプレーします」。さしずめ、この日は14番だろう。「13番でチップショットが強く入り、5メートルほどオーバーしてしまった。その後、パッティングが入らずボギー。だから、14番の第3打は集中した。50度で1メートルにつけ、バーディーでスコアを戻すことができましたよ」と勝負の極意を明かした。

 やったら、やり返す−は勝負の鉄則のようでも、「いつも気持ちを盛り上げるようにしているけど、あまり盛り上げすぎるとミスショットもある。注意が必要。だけど、結果にかかわらず、常に私は前向きです」。ちなみに、自身が想定している優勝スコアは15アンダーである。「きょうは5バーディーをとったけど、もっとチャンスはありました」とも加えた。さすが、アジアナンバーワン決定戦。ビッグネームの輝きが違う。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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