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2019.9.13

畑岡奈紗が首位 14番の悪夢を帳消しに

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

 LPGA公式競技『第52回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額2億円・優勝賞金3,600万円)大会第2日が9月13日、兵庫県三木市・チェリーヒルズゴルフクラブで行われた。この日も大混戦。67をマークした畑岡奈紗が通算8アンダーで首位に立った。1打差の通算7アンダー、2位は三ヶ島かな。通算6アンダー、3位の吉本ひかるが続く。渋野日向子はショットの不調で75と崩れ、オーバーパーなし連続ラウンド数は29でストップ。通算1アンダー、42位タイから巻き返しを誓った。(天候:曇り 気温:24.5℃ 風速:3.5m/s)

 好事魔多し。決して油断したわけではない。首位へ浮上した畑岡奈紗がパー5の14番、ダブルボギーを振り返った。「後半へ入って、ちょっと風が強くなった。それも右から吹いたり、左からだったりで、どっちなのかなぁという感じです。でも、第1打を左にひっかけた」という。

 ボールは崖下のウォーターハザードへ。その後もラフからラフにつかまり、5オン2パットだった。13番まで5バーディー、ノーボギーの快進撃。ただ、このトラブルを引きずることはなかった。パー3の17番、8Iで3.5メートルのバーディーを決め、勢いを取り戻す。最終ホールも残り71ヤードの第3打を、58度でピン右横2.5メートルにつけた。落ち着いて、バーディーフィニッシュはさすがのシーンだ。

 「2日間、60台のスコアでプレーしている。ソコソコでしょう。もうちょっと第2打で良いラインにつけないといけない。グリーンは後半、荒れてくるし、アグレッシブなパッティングをするには、良いラインです」と、自らに言い聞かせるように話した。何しろ、目標は通算20アンダーである。「まったく変えていません。きょうも後半、通算8アンダーまで行ったので、14番が本当に計算外でした。第3日、どこまでスコアを伸ばせるか−。すごく大事ですね」と気を引き締めた。

 スコアボード上位には、若手選手がズラリと名を連ねている。「同学年に恵まれて、みんなで盛り上げていければいいですね。でも、1番になるためには、一番努力をしなければいけないという気持ちにさせられる」と語った。ムービングデーのパフォーマンスは必見。爆発的なスコアへの挑戦だ。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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