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2019.9.15

シード獲得へ前進 大西葵、2位タイの価値

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

第52回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)最終日

 ワオー! 頑張った大西葵は報われた。18番のバーディートライ。10メートルのロングパットはジャストタッチで、最後のひと転がりをカップインしてみせた。これがプロの技だ。そして、生き残りをかけた執念でもある。「キャディーさんと、スタート前から2ケタアンダーを目標に、と話していた。最後の最後で達成しましたね。でも、あともうちょっと頑張れば良かった」とも。

 そんな話を聞いていると、つくづくゴルフはメンタルのスポーツだと感じる。「朝から結構、緊張はしていた。でも、これはいつものことです。とにかく、チャンスが来るまで待つ。そんな気持ちでいた。だから、気を楽に持って、とにかくグリーンのセンターを狙って…。練習ラウンドのような感じでプレーしていたことが良かったのでしょう」と、まるで人ごとのようでもあった。

 第2日は64と炎のプレーを披露。この日は、ひたすらパーを積み上げるガマンの1日だった。「16番、今日初めて、深いラフへつかまり、ロブショットで3メートルに。ちょっとイヤな距離だったけど、15番でバーディーをとっていたから割と楽に入りました。もう大丈夫」と、パッティングの不安まで解消したことを明かす。2位タイの賞金は1,580万円。賞金シード獲得へ大きく前進した。「イエーイ」と喜びを表し、「あと、もうちょっとですね。きのう、きょうの気持ちを忘れずにプレーします」とほほ笑んだ。

 公式競技のタフなセッティングで、秘めていた資質が顔を出した。コースは選手を育てるのだ。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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