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2019.9.21

首位キープの吉川桃 超克の最終日へ

 2019年LPGAステップ・アップ・ツアー第15戦『山陽新聞レディースカップ』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)大会第2日が9月21日、岡山県玉野市・東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,445ヤード、パー72)で行われた。首位スタートの吉川桃が、通算5アンダーで単独首位をキープ。1打差の2位タイにサイペイイン、仲宗根澄香、佐々木慶子が続く。(天候:曇り 気温:21.8℃ 風速:4.3m/s)

 開幕戦に続き、吉川桃は今季2勝目を狙う。ただ、ホールアウトした表情は心なしか、曇りがちだった。「18番だけは…」と切り出し、反省の言葉をつないだ。「下りにもかかわらず、カップへ入れにいった」という。よもやの3パットで、ボギーを叩く。単独首位こそ守ったものの、もっと2位以下との差を広げたかったのだろう。

 第1日は、「調子がいいときに、スコアを出せるようにしたい」と課題をあげていた。それだけに、「内容は悪くない。きのうのようなロングパットが決まらなかっただけです。グリーンでは、思ったところにストロークしているし、感覚は悪くない」という。「13番は第2打をバンカーに入れ、仕方がないボギー。気持ちを切り替えることができた。15番は、30ヤードのアプローチがピタッと寄ってのバーディー。ここで戻したいと思っていたから、よかったです」と説明を加えた。

 日頃から、勤勉である。自身の活力にしようと、今年初めて、ゴルフ以外のスポーツを観戦。「サッカーと、野球を見ました。迫力が凄い。緊迫感が伝わってきた。選手は、私が感じている以上に、緊張感を持ってプレーしている。阪神タイガースの矢野監督と、お話をすることができました。最も、感心したのは常にファンのことを考えている。ファンが喜ぶことは勝つ事です。勝つために、何をすればいいのかと逆算していけば、はやる気持ちもなくなるとおっしゃっていた。私は将来、アメリカに行きたい。逆算して、いま何をするべきか、と考えた。まず、最終日を克服しなければいけませんね」と奮い立たせた。

 今大会のキャッチフレーズは『瀬戸内から世界へ!』。夢を実現させるため、完全Vへ挑む。

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