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2019.9.26

首位浮上の小楠梨紗 広島でリベンジ

 2019年LPGAステップ・アップ・ツアー第16戦『中国新聞ちゅーピーレディースカップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が9月26日、広島県廿日市市・芸南カントリークラブ(6,420ヤード、パー72)で行われた。6位タイからスタートした小楠梨紗が、通算7アンダーで単独首位に浮上。1打差の通算6アンダー、2位タイに地元広島県出身の田辺ひかり、澤田知佳、アマチュアの西村優菜がつけている。(天候:晴れ時々曇り 気温:25.1℃ 風速:1.1m/s)

 やられたら、やり返す。きょうの小楠梨紗はクールだった。「おはよう3パット」のボギースタートでも、2番で4メートルを沈め、バウンスバックに成功。9番、10番もピン手前4メートルを決めた。「グリーンを外したのは2回だけ。ショットが良かったですね。ただ、2.5メートルぐらいのバーディーチャンスに付けても、難しいラインが残ることが多かった。欲をいえば切りがない。バーディーが獲れたところはラインも良かったです」。気持ちをきっちり切り替えて、快調にスコアを伸ばす。最終18番で6メートルを沈め、単独首位に立った。

 ようやく、スイング改造の効果が表れたといえよう。今年の1月、コーチを付け、スイングを根本から見直す。「去年終盤は、とにかくひどい。このままではダメ。河本結さんの指導もしている、目澤さんに見てもらうようになった。6月ぐらいには戦えるスイングになるよといわれ、アース・モンダミンカップで今年初めて、結果が出て、7月ぐらいから、ショットの調子がすごくいい」。なるほど、ステップ・アップ・ツアーでも6月以降、きょうまで24ラウンドで、9回も60台のスコアを叩きだした。

 単独首位で最終日を迎えるのは、2015年のエディオンレディースカップ以来。「最終日、最終組でのプレーは、今年のSkyレディースABC杯以来です。でも、単独首位は、エディオンですね」とすらすら答える。その上で、「表情には出ない方だけど、緊張します。でも、きょうのように、うまく気持ちを切り替えていきたい」。エディオンレディースカップが開催されたのは、広島だった。リベンジのチャンスを活かさない手はない。

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