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2012.11.11

伊藤園レディスゴルフトーナメント 最終日

イボミがプレーオフを制し、今シーズン2勝目

 2012年度LPGAツアー第33戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の大会最終日が、千葉県長生郡長南町のグレートアイランド倶楽部(6,639Yards/Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:17.2℃、風速:2.2m。穏やかな曇り空のもと行われた最終日。優勝争いは首位と2打差の3位タイからスタートした韓国のイボミと、前日首位タイの有村智恵によるプレーオフにもつれ込んだが、プレーオフ1ホール目でバーディーを奪ったイボミが、国内ツアー今季2勝目を飾った。1打差の3位には茂木宏美が入った。

 「ホントに嬉しいです!」と優勝後は何度も喜びを爆発させたイボミ。「先週首位からスタートして勝つことが出来ずに悔しかったですけど、ショットは引き続き良かったので、今週はもしかしたら勝つことが出来るんじゃないかと思っていました」と先週は7打差を逆転されての2位に終わったが、パターを交換したことも功を奏し、見事にリベンジを果たした。有村とのプレーオフ1ホール目では、残り120ヤードのセカンドショットを残し、ピッチングウェッジを選択。「いつもだとグリーンまで届くクラブではないんですが、今日はいいショットをすれば届くような気がしました」と会心のショットでピン横2メートルに2オン。瞬時の状況判断で優勝を引き寄せた。

 「今年初優勝した後は、ショットがブレて自信を無くしていたんですが、新しいトレーナーさんに体のバランスを直していただいた事で、いい頃のショットが戻ってきた事が大きいです」と勝因を振り返ったイボミ。「先週(ミズノクラシック)勝つことが出来たら、アメリカに行く事も考えていましたけど、日本ツアーは環境が素晴らしいですし、今回こうして勝つことができて、日本でもう少し頑張ってみたいと思いました」と今後も日本ツアーでの活躍を誓っていた。


有村智恵 (2位:-12)
「今年最後のトーナメントとしては、すごくいい試合になったと思います。優勝争いも久々だったし、プレッシャーのかかる場面でラウンドしたのも久しぶりだったので。自分としてはもうひとつ大きな目標があるので、“あまり調子に乗るな”というメッセージをもらえた試合だと思います。(今シーズンを振り返って)自分の中ではここまでやれると思ってなかったです。怪我無くやれればと思ってたけど、3勝できたし、アメリカに行く目標もできたので、春先のことを考えたら最高の一年だったと思います」。

茂木宏美 (3位:-11)
「惜しかったというか、なんというか…。やっぱり、午前中にショットが乱れたのが悔やまれます。(昨日まで)2日間ノーボギーだった分、スタートでボギーがきてもあまり気にせずやってたけど、結果的に振り返ってみると、そこでショットが乱れたのが今日のこの結果だと思います。14番からが勝負だと思ってたけど、そこで伸ばせなかったのも自分の課題だと思います。悔しいですけど気持ちを切り替えて、もっと上手くなりたいと今は思ってます」。

横峯さくら (12位タイ:-7)
「(今日の内容は来週につながる?)ショットがまあマシというか、左にいくのは一回もなかったので、そこはよかったと思いますけど、まだ全然100パーセントに近づけてないので、来週の試合前に調整して臨むことが出来ればいいかなと。残り2試合、チャンスがあれば勝ちたいという気持ちはあります」。

服部真夕 (12位タイ:-7)
「いやー、あれだけ曲がったら話にならないですね。岡本(綾子)さんがテレビで見てて『なにそんなに力んでるの?もっとリズムよく回転を使って打ちなさい』って言われて朝イチスタートしたんですけど…。技術面でも精神面でも強くならないとダメですね。2日目まで良くても最終日に崩したら意味がないので、もっとやらなきゃいけないことがたくさんありますね。今日はだいぶ悔いが残る結果でした、あと2試合、一生懸命やって悔いなく終わりたいです」。

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