LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ　開催！

頂上決戦

　2013年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』（賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円）が、11月28日（木）から12月1日（日）の4日間、宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ（6,451ヤード／パー72）で開催される。

　本大会は、2013年度のLPGAツアー優勝者と賞金ランキング上位25名、ワールドランキング上位の国際ツアー登録選手など、限られたトッププロだけに出場資格が与えられるメジャートーナメント。まさに、女子ゴルフの底力を披露する頂上決戦となる。

　今大会の出場選手でなんといっても注目に上がるのが、現在メルセデス・ランキングと獲得賞金ランキングで1位と2位を分け合う、横峯さくらと森田理香子。タイトルの行方が最終戦までもつれ込むのは実に4年振りとなるだけに、二人の頂上対決には熱い視線が注がれる。

　先週の優勝で獲得賞金ランキング首位を奪回した森田理香子。開幕戦での優勝を皮切りに、シーズン前半で早々と3勝を挙げ、今季のLPGAツアーを牽引する存在に。後半戦は一時不調におちいったが、先週の『大王製紙エリエールレディス』で横峯と同じく4勝目をマーク。ここにきて完全復調を果たした。

　一方、メルセデス・ランキングでトップを走る横峯さくらは、今シーズンここまで32試合に出場して予選落ちはわずか1回、トップ10入りが15回と抜群の安定感。先々週の『伊藤園レディス』で今季4勝目を挙げ、年間最優秀選手賞はもちろん、逆転での賞金女王とのダブル受賞を狙う。

　その他にも、本大会ディフェンディングチャンピオンのイボミ（韓国）、今シーズン3勝を挙げ一躍ブレイクした吉田弓美子、ルーキーイヤーで2勝を挙げトップ選手の仲間入りをした比嘉真美子、今季2勝を挙げている佐伯三貴、アンソンジュ（韓国）、堀奈津佳など、今シーズンのLPGAツアーを彩った28名のトッププレーヤーが集結。今年最後の栄冠をかけて、4日間の激戦を繰り広げる。

出場予定選手はコチラ

　戦いの舞台は宮崎カントリークラブ。「その週、最も調子がいい選手でなければ、勝利は難しい」とは, 毎年言われること。ティーショットのアドバンテージが流れを左右し、パーオンさえ至難の業というチャンピオンコースは、選手へ今年一番のプレッシャーを浴びせかける。加えて、スコアを左右する高麗グリーンがクセモノ。細かなアンジュレーションが選手を幻惑する。「グリーンの下りと、横につけてはいけない」がセオリーで、手前から攻めるのが鉄則。

　昨年の大会は最終日、単独首位スタートのイボミと、米ツアー賞金女王の朴仁妃（パクインビ・韓国）とのマッチレースとなった。序盤で朴はボギー先行の苦しい展開となったが、9番パー5で、イーグルを奪取。勝負はバックナインへ。しかし、「あのイーグルで、もっと頑張らないと」と気合を入れ直したイボミが、2打差をつけて逃げ切った。公式戦初優勝とともに、3年シードを獲得。「これでシーズンが終わるのは、もったいない。日本が大好きです」と、締めくくったスピーチが印象に残った。

　3月の沖縄での開幕から9ヶ月に渡って行われた2013年のLPGAツアーを締めくくる最終戦。今年最後の大舞台で有終の美を飾るのは果たしてどの選手か。

大会最終日の12月1日（日）に、ゴルフ未経験・初心者の小中学生を対象とした『LPGAジュニアゴルフレッスン会』を実施いたします。当日会場にて先着順で参加者の募集を行いますので、ぜひお気軽にご参加ください。

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