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2021.11.27

スマイラーで首位 三ヶ島かな『感謝を伝えたい』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円)大会第3日が11月27日、宮崎県宮崎市・宮崎カントリークラブ(6,543ヤード/パー72)で行われた。この日、通算9アンダーで首位へ浮上したのは三ヶ島かな。6バーディー、1ボギーの67をマークした。首位スタートの古江彩佳は、73といまひとつの内容で通算6アンダー、3打差の2位から逆転を狙う。通算5アンダー、3位タイには高橋彩華、小祝さくら、穴井詩、西郷真央。
 賞金ランキング首位の稲見萌寧は69をマークし、通算1アンダー、15位タイからサンデーチャージにかける。
(天候:晴れ 気温:15.3℃ 風速:1.4m/s)
《グリーン=スティンプ:10 3/4フィート コンパクション:23mm》

 笑門来福の誓いで、きょうも-。三ヶ島かなが、この日のベストスコア67をマークし、JLPGAツアー初優勝へ前進した。「ピンチがそれほどない。淡々とプレーができた」とニッコリ。マスク着用でも、いい笑顔を公式会見でも披露する。

 「やはり、プレー中は緊張します。実は私、プロ1年目からミスをしても笑っていよう、と心がけた。でも、心でそう思っても、技術が追いつかない。できそうで、ずっとできなかったことですけど、今回はうまくいっている」と話す。さらに、「ボギーを叩いても、落ち込まない。うまくいかなくても、怒らない。怒るよりも、やはり笑え-でしょう。そうしていれば、必ずいいことがあると信じている」とひと息ついて、「攻めた結果でバーディーをとる。同時に、ミスをすればボギーになる。当たり前のことだけど、ようやくその意味がわかってきた」と続けた。

 3番、7メートルのバーディーパットが決まる。ムービングデーの初バーディー。ボールの転がりが素晴らしかった。佐々木キャディーとは2度目のコンビ。前回は9月のミヤギテレビ杯ダンロップオープン以来だ。当時、ストロークでフェースの芯へ当たらない、という悩みを抱えていた。しかし、「どんなことかは、秘密」という極意をマスター。不安が解消する。

 「キャディーさんとお話をしながら、きょうはいいペースで落ち着いてプレーができました」。パー3で、しかも難度が2番目に高い5番でも、4メートルのバーディーを決めた。前日、ダイレクトイーグルの離れ業を披露した9番、2オンに成功し2パットのバーディー奪取。着々とスコアを伸ばしていった。極め付きは、17番の第2打だろう。76ヤードを58度で50センチへ。

 「ここまでは100点の内容。最終ホールで3パットのボギーだったけど、タッチがちょっと強かった。それだけです」と振り返っている。前週、トップ5フィニッシュで調子は悪くない。以前は苦手の当人が話す、「ジミレン」。つまり地味な練習を黙々と積み重ねてきたことが、大きい。「ようやく、結果がついてくるようになった」と手応えがある。

 首位で最終日を迎えるのは、19年の富士通レディース以来。奇遇だが、その時、逆転Vを飾ったのは、あす最終組でプレーする古江彩佳だ。「悪いイメージは消してしまいます。今も、ひっかかっていることですけど、当時の古江さんはアマチュア。プロが負けてしまって本当に申し訳ない。そんな気持ちでいっぱいでした」という。

 一方で、初優勝へ向け、「故郷は福岡。九州の試合ですから、たくさん応援に来てくださっています。そんな皆さんへ、目の前で感謝を伝えたい。優勝のシーンを披露したいと思います」。3打のアドバンテージがある。最終プロテストに合格してから、4年目を迎えた。渋野日向子、稲見萌寧がいる90期生。しかもスマイラーに変身し、手強い存在である。

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