1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. スタジオアリス女子オープン 2日目

2014.4.12

スタジオアリス女子オープン 2日目

今季2勝目を射程圏内に
O.サタヤが好調を維持し、初日の首位を守る

 2014年度LPGAツアー第6戦『スタジオアリス女子オープン』(賞金総額6,000万円、優勝賞金 1,080万円)第2日が、兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(6,376Yards/Par72)で開催され、初日首位のO.サタヤ(タイ)が9アンダーで首位を守った。2打差の2位にリエスド(韓国)、さらに2打差の3位に藤田光里が続いている。(天候:曇り、気温:14.4℃、風速:3.8メートル)



 O.サタヤが今日も68の好スコアで回り、今季2勝目を射程圏内にした。開幕戦から好調を維持しているが、本人も「今年は結構いい感じですね」と自身のゴルフに手応えを感じている。現在、賞金ランキングトップ。開幕以来、トップが指定席になった。「4日間大会とかメジャーで優勝」の目標を立てて臨んだ2014年シーズン。しかし、この目標はすぐに変更となる。きっかけは開幕戦での優勝。大会連覇を狙って首位からスタートした2013年賞金女王の森田理香子を逆転しての優勝だった。この優勝でサタヤの心境に変化が生じた。いや、次のステージを目指す準備が整ったと言ってもいい。それは、「マネークイーン」。賞金女王はその年のLPGAツアーの顔。サタヤは、その顔になるべく軌道修正をおこなった。賞金女王になるには「あと4勝が必要」と話すサタヤ。明日の1勝は賞金女王に近づく大事な勝利となるはずだ。



 単独2位になったのは、リエスド。これまで最終日・最終組は12回経験したが、いずれも目前で勝利の女神は逃げていった。「良い緊張感、悪い緊張感といっぱい経験できた」とこれまでを振り返るその目にはうっすら涙がにじんでいた。優勝への意気込みを聞かれると、「優勝は一番我慢した人がもらえるプレゼントだと思うし、昨日、今日と我慢してこれたので…」と気丈に語ったが、昨日、今日だけではないことは自分が一番良く知っている。“13度目の正直”を目指し、最終日に臨む。


藤田光里 (3位:-5)
「今日は昨日よりショットが良くなっていたので、ピンに付くことが多くてバーディーが取れました。ヤマハ(レディースオープン葛城)の時に2ホールですごい叩いて圏外になったのでそういうことがないようにしたい。あの2つはティーショットの失敗だったのでここのコースもティーショットが大事なので、そこに気をつけます。ボギー打っても切り替えることが大事だと思います」。

若林舞衣子 (4位:-3)
「昨日は良いゴルフをしていたけど、18番ホールで1メートルを外してボギーにしたのが悔しくて、昨日はパッティングの練習だけに集中しました。今日も不安があったけど、一日、大丈夫だと自分に言い聞かせてやってきました。明日は、毎ショット毎ショット、パッティングも良いイメージでできればと思います」。

谷河枝里子 (5位タイ:-2)
「(前月のTポイントレディースで初めての予選通過)自分はここでやれるんだと思えました。それまでは雲の上の人と周りを見ていたので…。2日目に申ジエさんと回って、気さくに話せて、世界1位もこんな感じなんだと。歳が一緒だから友達とか言われました(笑)明日は、自分にできることは決められているので、できることを精一杯やるだけです」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索