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2014.5.24

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 2日目

伝説に向かって
単独首位のアンソンジュが大記録をかけ、最終日に臨む

 2014年度LPGAツアー第12戦『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の大会2日目が、愛知県豊田市の中京ゴルフ倶楽部 石野コース(6,459ヤード/パー72)で開催された。

 2位タイからスタートしたアンソンジュ(韓国)が3バーディー・ノーボギーとスコアを伸ばし通算6アンダーで単独トップに立った。1打差の2位タイには、金ナリ(韓国)、成田美寿々、飯島茜、アマチュアの堀琴音が続いている。ディフェンディングチャンピオンの森田理香子は3アンダーの10位タイ。(天候:晴れ、気温:24.2℃、風速:2.1メートル)

  9,000人を超えるギャラリーが詰めかけた大会2日目。前日の5位タイから一気に首位に躍り出たのは、アンソンジュ。今季2勝目に王手をかけた。



 明日、優勝トロフィーを手にすると、自身15回目の優勝を飾るとともに史上19人目の生涯獲得賞金5億円を突破する。本人は、「そんなこと初めて聞きました(笑)」と、この記録を全く知らなかったようだが、「伝説的なプロもいる中ですごくうれしいです。光栄です」と、涂阿玉、岡本綾子、森口祐子、不動裕理など永久シードが連なるリストに自分の名前がリストアップされることを想像し、素直に喜んだ。

 「子どもの頃、不動さんを見てゴルフを始めて…。一緒に回った時もとてもいい人でしたし、そんな伝説的な人と同じように名を残せるということは、すごく光栄です」と、尊敬する不動にまた一歩近づこうとしている。明日、単独16位以上になれば、現在横峯が持つ149試合目を上回る108試合目での記録達成となり、史上最速ペースとなる。これは、41試合も早い更新。もはや伝説に値する記録だ。



 今季開幕前、目指す先は、横綱・白鵬と答えた。「白鵬さんは外国から来て日本のヒーローになった。私も外国人だけど、日本の代表として尊敬される人になりたい」と語っていた。2010年、11年と2年連続賞金女王に輝くなど、これまで数々の賞を獲得してきたアン。「平成の大横綱」の称号を与えられた白鵬。世界は違えど、頂点を極めた両者はもはや“生きる伝説”。明日の優勝で新たな伝説をつくることができるだろうか。

飯島茜(2位タイ:-5)
「とりあえず、崩れずに2日間終われたんじゃないかと思います。ある意味いい緊張感で回れました。(明日は)今日と変わらず集中していけたらいい結果につながるのではないかなと思います」。

金ナリ(2位タイ:-5)
「今日は全体的に良かったです。アイアンショットが特に良かったです。プロアマの時にドライバーのヘッドが割れちゃって…。同じシャフトなんですけど、違うヘッドで回っているんです。クラブが変わってあまり練習していないので心配ですけど、ティーショットに気をつけて良いリズムで回りたいです」。

成田美寿々(2位タイ:-5)
「今日はドライバーがあまり良くなくて…。でも、なんとなくフェアウェーに置いて…。セカンドショットは昨日より良かったです。(明日は?)混戦だから一打落とすと順位も大きく変わる。明日は簡単にミスしないようにマネジメントしていきたい」。

堀琴音(2位タイ:-5)*アマチュア
「(今日は満足の1日?)そうですね。後半でボギーを打たなかったし、満足しています。(優勝争いの位置、前回と比べて?)特に意識はない。前のサイバー(エージェント レディス)のときは最終日バタついて落ち着きがなかった。明日はもう少し落ち着いて回れればいいです」。

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