1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. ニチレイレディス 1日目

2014.6.20

ニチレイレディス 1日目

孝行孫娘の成長
葭葉ルミが自身初の首位タイ発進

 2014年度LPGAツアー第16戦『ニチレイレディス』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の1日目が、千葉県千葉市の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,584ヤード/パー72)で開催された。

 首位から2打差に13人がひしめく混戦となった大会初日は、葭葉ルミ、イナリ、中村香織、申ジエの4人が3アンダーで首位に並んだ。1打差の2アンダー・5位タイには福田真未、山城奈々の2人、1アンダーの7位タイには原江里菜、上田桃子、大江香織ら7選手が続いている。(天候:晴れ、気温:26.1℃、風速:6.3メートル)

 プロ3年目の葭葉ルミが自身初の首位に立った。昨年はレギュラーツアー6試合に出場したものの予選落ちが4試合と苦しんだが、下部ツアーのステップ・アップ・ツアーでは、『ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース』で初優勝を飾ったほか、ベストテンが2回と結果を残していた。「いろいろと経験して、自信が付いた」と語っていたとおり、心技体で成長を実感できるシーズンとなった。初のレギュラーツアーフル参戦となった今シーズン。これまで全試合に出場。結果はまだまだ不安定さを残すものの、予選通過が10試合と予選通過回数は増え、昨年の“武者修行”の成果が結果に現れ始めている。今日叩きだした69は初日としては今季ベストスコア。最近の試合では2日目に崩れる傾向にあるため、「初日アンダーで終われたので、また明日から」と、気を引き締めていた。

 「賞金ランキングを上げたい」というのが目下の目標。しかし、シーズン当初は、優勝を目標に掲げていた。初優勝を掴んで、賞金ランキングをグググッと押し上げることができるか。まずは、ムービングサタデーの2日目が勝負。ステップ・アップ・ツアーでの初優勝は、テレビの前で応援してくれているおじいちゃん、おばあちゃんのために「テレビに映りたい」という一心で手繰り寄せた勝利だった。明日は最終組。今まで以上に自分の姿を見てくれるチャンスがやってきた。おじいちゃん、おばあちゃんに成長した姿を見せたい。そして、最終日もテレビで見てもらえるように、明日は更にスコアを伸ばしていきたいところだ。


中村香織 (1位タイ:-3)

「ショットに自信が持てたので、今日は果敢に攻めていけました。今シーズンは怪我が多くて思うように練習ができませんでした。腰、ひじを痛めてしまいました。ちゃんとケアをしつつ、練習できたのは先週くらいからです。やりたいように出来るようになったのが、好調につながったのかな。この位置で初日を終えるのは久々なので、「バンテリン」のときの良いイメージを思い出して、楽しくプレーしたいと思います」。

申ジエ (1位タイ:-3)
「今日は全体的に流れが良く、失敗が少なかったのがよかったです。後半は風が吹いてきてクラブ選択が難しくなったけど、スコアを落とさずにプレー出来たのでよかった。どのクラブというわけではなく、全てでいいショットを打てたところでバーディーを取ることが出来ています」。

イナリ (1位タイ:-3)
「今日は前半ショットの調子が良かったんですが、あまりパターが入らなくて…。それで後半に入るときに気分を変えて、確実にパーオンさせていこうと狙いを変えました。そうしたらパターも入ってくれるようになって…。ショット自体は前半のほうがよかったのに、ゴルフは不思議です」。

上田桃子 (7位タイ:-1)
「このコースは初めてでしたが、打っていくなかでイメージをしっかり出来るラウンドでした。今日は比較的、左のカベを作れずに打ち急いでしまうことが多かった。筋肉痛もあって悪いクセが出てしまいました。明日には筋肉痛も取れるだろうし、良い状態になっていくと思います」。

ジョンヘジン (14位タイ:イーブンパー) ※17番でホールインワン達成
「ホールインワンは8年ぶりだったので、とても気持ちが良かったです。17番はピンが手前に切ってあって、グリーンの前にはバンカーがあったので、それを越せるかどうかが気になっていて、まさか入るとは思いませんでした。ギリギリの番手でアゲンストの風が吹いていたので、越えたらいいなという思いで打ちました」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索