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2020.6.18

鈴木愛 体調万全をアピール

 19日に開幕予定だったニチレイレディスが新型コロナウイルス感染症のため開催中止。18日、今大会で3連覇を狙っていた鈴木愛がリモート会見を行った。

 前週に続いて会見への出席。リラックスした表情でトークがスタートした。意外なエピソードが次々に飛び出す。「部屋には、クラブを1本も置いていない。私は、自宅でクラブを振ることはありません。シーズン中、ホテルでも同様です」。オンとオフの切り替えをしっかりする。これが女王の流儀なのだ。

 というわけで、コースでの練習時間が長い。仕事はプライベートまで持ち込まないこと。好成績が続く理由のひとつだ。しかし、今回のようなステイホームが長期間-という場合はどうだったか。「やはり、外出自粛の時は、クラブを握ってはいません。さすがに、部屋でアドレスのバランスなどは、しっかりチェックしていたけど…。非常事態宣言が解除され、ラウンド練習をスタートしました。ショットの調子は、日替わりといった感じでボチボチだけど、パッティングはすごくいい」と笑顔をのぞかせる。

 この日も、クラブ契約するメーカーのスタジオで弾道や改造中のスイングをチェック。着々と態勢を整えている。そして、話題は3連覇がかかったニチレイレディスへ。「やりたかったですね」といい、自身のゴルフ人生を変えたトーナメントとも。

「アップダウンが多く、フェアウェイが狭く、狙いがきっちり定まるようなコースが得意。関西と比較して、フラットな関東のコースは苦手でした。でも、18年の今大会で優勝。それも、プレーオフで申ジエさん、テレサ・ルーさんという実力ある選手を破って、勝つことができました。自信がつきましたね。本当に、本当に大きな1勝です」と話した。

 昨年もプレーオフで高橋彩華を下し、連覇を達成しているものの、「前週の疲れが残っていて、体力面でまったく自信がない。3日間、体力がもつかなぁ、と不安ばかり。だから、良く粘った。プレーオフも粘って、粘って、優勝ですね」と振り返っている。

 いよいよ、2020-21年シーズン第1戦アース・モンダミンカップが近づいてきた。「プレーはしていなくても、週2-3回のトレーニングはずっと続けてきた。体のケアをしっかりとしているから、体調はとてもいい。ただ、半年ぶりの試合だけに勘がどこまで戻るか、そういったところがポイントです。21年まで続く長いシーズン。オリンピック出場と、2年連続の賞金女王獲得が大きな目標です。そのために、最初の10試合で、できれば1、2勝あげたい。もし、第1戦で優勝できれば、大きなアドバンテージになる」と気合が入る。

 先手必勝は、勝負の鉄則だ。また、21日にはテレビ東京系列・BSテレ東で午後4時からニチレイレディス特別編が放送される。


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