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2020.10.22

大混戦の女王争い、塩谷育代が初戴冠 ー プレイバック1992

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は今年、創立53年目を迎えました。これまでの歴史の側面をご紹介します。今回は2019年の賞金ランキング、トップ10のうち7人が生まれた1990年から1999年までの10年間を振り返ります。

 賞金女王争いは、史上に残るデッドヒートを展開。8月から首位を守っていたのは、1勝ながら安定して上位に名を連ねていた塩谷育代だ。僅差のまま最終戦・JLPGA明治乳業カップ年度最優秀女子プロ決定戦を迎えた。塩谷、涂阿玉、安井純子、李英美の4人にタイトル獲得の可能性が残る。

 しかし、塩谷が底力を発揮した。最終戦は6位タイ。ところが、他の3人は塩谷より上位へくい込むことができなかった。初の賞金女王に「いまは喜びよりも、やっと終わったという開放感でいっぱい」と、重圧に苦しんだ胸の内を明かした。さらに、「いろいろな人に助けられ、ここまでくることができたのだと思います」と感謝を表している。1勝の賞金女王は1975年、樋口久子以来2人目。


【賞金ランキング】
1位 塩谷育代 ¥57,799,649
2位 涂阿玉  ¥56,089,852
3位 安井純子 ¥54,146,519
4位 李英美  ¥50,770,791
5位 岡本綾子 ¥50,640,000


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