2020.11.17
ステップ2勝目は 山内日菜子-25mmへの挑戦
<Photo:Ken Ishii/Getty Images>
2020-21シーズンJLPGAステップ・アップ・ツアー第8戦『カストロールレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が11月17日、千葉県市原市・富士市原ゴルフクラブ(6,452ヤード、パー72)で開幕。ステップ優勝経験のある山内日菜子が、2アンダーで首位に立った。1打差の1アンダー2位は木下彩。
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発表されたコンパクションは、25。硬いグリーンに各選手が悩まされた。それだけに、山内日向子のショートゲームが輝く。「グリーンが固い。ボールの落としどころが本当に難しい。練習日よりもコンディションがタフになった。アプローチとパッティングをより集中しましたね。また、前週と比較して、ショットの調子がいい」とホッとした表情で話す。首位スタートは、9月のユピテル・静岡新聞SBSレディース以来だ。
前週、今季初の予選落ちを喫した。大会終了後は故郷の宮崎で、さまざまなポイントをチェック。「最近、ショットの調子がいまひとつ。ということで、ショットに長い時間を割いていたら、アプローチが寄らなくなっていた。ボギーを簡単に叩いてしまう。そこで、私の武器のひとつ、アプローチを再調整しました」という。ただひとりのボギーフリーには、そんな舞台裏の努力があった。第2日も、忍耐の18ホールになることは間違いなし。ホールアウト後の練習にも一層、気合が入った。
(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)
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