黄金の4人目はペソンウ　ホールインワン新記録　

＜Photo：Ken Ishii/Getty Images＞

第34回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント　琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）最終日

　白熱の優勝争いではない。各選手が随所でスーパープレーを披露。最終日も13番で、ペソンウがホールインワンを達成した。山戸未夢、永峰咲希、西村優菜とあわせて、4日間大会で計4つ。最多記録を更新している。「アゲインストだったから、7Iを選択。ちょっと、大きいかなと思ったけど、ピンへ向かってそのまま入った。びっくりです」という。振り返れば、2018年の今大会がJLPGAツアーのデビューだった。「予選落ち。本当に、日本でやっていけるのだろうか…。ものすごいショックです。だから、相性というか、いいイメージはなかったけど、払しょくすることができた」と興奮気味に語っている。

　日本では初の快挙だが、韓国では7回も達成。「ジュニアで5回、プロ転向後、試合で2回です。やはり、試合のエースは本当にうれしい」という。賞金は50万円。すでに、同組でプレーした、渋野日向子、宮里美香とは「次週、一緒にご飯を」と約束をした。何よりも、「私の名前が記録に残る。アスリートですから、これほど、うれしいことはない」。名誉をおさめたひと振りは今年の起爆剤になりそうだ。

(メディア管理部・中山　亜子)