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2021.3.12

渋野日向子 黄金のペアリングで10位タイ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 土佐カントリークラブ(高知県)第1日

 渋野日向子は「大切な1週間」を18ホールで表現。3バーディー、1ボギーの2アンダー、10位タイで第1日を終えた。「スコアがいいから、気持ちがよかった」という。すべての人に笑顔を届ける使命を、この日は意識した。ただし、それほど調子が良かったわけではない。前半は、「ウェッジで、縦距離がなかなか合わなかった」。6番でボギーが先行したものの、7番でバウンスバックに成功する。

 この日のハイライトは11、12番の連続バーディー。「12番は、ラッキーでした。6メートルもあったから。そのおかげで、ロングパットの距離感がとても良くなってきた。おかげで、後半はノーボギーのプレー。少しはホメてもいいでしょう」と及第点を与えている。そうはいっても、自身のこだわりでもある、パー5ではバーディーがわずかにひとつ。2割5分の確率には反省の言葉がたくさんあった。

 「やはり、15番でバーディーをとれなかったことが悔しい。第2打を刻んで、アプローチに賭けた。しかし、ピンに寄せられない。ランが思ったよりも出てしまった。グリーンの固さを把握できていない」。表情を引き締めている。とはいえ、久々の黄金世代同士のペアリングは、見ている方まで楽しくなってきた。「小学生の時、団体競技をやっていた。たとえ個人競技のゴルフでも、同級生とプレーすれば団結力がある。みんなで盛り上げ、いいプレーをするぞ-と気合が入ります」と、楽しそうに振り返る。調べてみると、黄金世代同士のペアリングは9回目。すべて、アンダーパーという相性の良さだ。

 「2アンダーは上デキ。新しいスイング、新しいセッティングでよくがんばっていると思う」と話した。さらに、いつも以上に笑顔のシーンが多かったことについて、「コースでも(笑顔は)頭に浮かんできた」という。ちなみに、AB型の渋野と勝は、「忘れ物が多い」と盛り上がったそうだが、とんでもない。笑顔とプレーで魅了することを鮮やかに実践。笑顔の底知れないパワーを届けた。

(メディア管理部・中山 亜子)

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