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2021.3.13

苦手を払しょく 比嘉真美子の意外な決断

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 土佐カントリークラブ(高知県)第2日

 創意工夫で3位タイへ浮上。比嘉真美子が明かす、土佐カントリークラブの攻略法に驚かされた。「例年、いい成績が出ていない。ラウンドはせずに、練習だけで臨んだ」。2013-19年まで連続出場しているものの、予選通過はわずかに3戦だ。最高成績は18年の25位タイ。

 「悪いイメージを払しょくしたい。とにかく、新鮮なイメージでプレーすることだけを考えた。こういう感じで試合へ臨むのは初めてです」と、説明を加えている。昨年はコロナウイルス感染症拡大の影響で、大会は中止に。にもかかわらず、ぶっつけ本番を決めた作戦に感服した。

 この日は、強風でタフなコンディション。序盤の3連続バーディーで勢いに乗る。1番、1Wの第1打は左の林へ。しかし、8Iでピン左1.5メートルにつけるスーパーリカバリーショットを披露した。ピンチをチャンスに変えている。「ラッキーでした。風がとても強い。でも、それほど重い感じがしなかった。きょう1日、風にボールをうまく乗せることができたと思います」という。

 前週は地元・沖縄。万全の準備を整えたが、結果は20位タイだった。「調子は悪くはなかっただけに、残念。今回、ラウンドをせずに行こうと決断したのは、フィーリングが良かったからです。新鮮な気持ちで毎日プレーすることが大切」。最終日は首位と4打差でスタートする。

 「2日間、アンダーパーのプレーができた。勝負ですから、何が起こるかわかりません。1番からバーディーを狙っていきます」と気合を込めた。

(メディア管理部・宮崎 善秀)

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