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2021.9.11

希望の人 植竹が来た

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 静ヒルズカントリークラブ(茨城県)第3日

 ダーウィンの異名をつけてしまいたくなる。植竹希望の進化と成長が止まらない。プロ5年目の黄金世代で、またひとりスター候補が大一番で開花しようとしている。

 この日は67をマークし、首位から4打差の5位タイへ躍進7バーディー、2ボギーの内容でも、「最終日はもっとよくなりそうな感じがする」というのだから楽しみだ。「予選ラウンドの2日間、ショットがひどい。シャンクに近いようなボールが飛び出すことも…」とタメ息をつきながら、上昇の理由を語った。

 「高校の同級生、男子プロの黒崎蓮へ電話でアドバイスを求めた。クラブフェースを開いてあげてしまうクセがある-そんなことを指摘され、きょうは注意したんです。しかし、調子が悪くても、何とかアンダーパーでプレーしている。私がいうのもヘンだけど、レベルアップしているんだなぁ、と実感できた」。

 一方、成長というと、体形も大きくなっている。「黙っていたけど、プロになって4センチ、身長が伸びた。足のサイズも27センチになっている。誰も気が付かないかなぁと思ったけど…。20歳を過ぎたけど、まだまだ成長している」と、うつむき加減に話す。それほど恥ずかしがることはない。アスリートにとって結構なことではないか。

 もちろん、スタッツをみても一目瞭然である。総合力が上がったのだ。未知の魅力を秘め、「期待に応えたい。ウフフ…」と、飛び切りの笑顔で会見を締めた。

(メディア管理部・中山 亜子)

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