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2021.10.30

最終日はエース解禁 渋野日向子-Goサイン

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン第48戦『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』(賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円)大会第2日が10月30日、埼玉県飯能市・武蔵丘ゴルフコース(6,650ヤード/パー72)で行われた。秋晴れ、微風の絶好のコンディション。好プレーがコースの随所で繰り広げられた。首位は通算7アンダーで渋野日向子、ペソンウ。2打差の5アンダー、3位で金澤志奈が追う。3週連続優勝がかかる古江彩佳は、通算2アンダー、5位タイ。
(天候:晴れ 気温:17.3℃ 風速:1.7m/s)
《グリーン=スティンプ:12 1/2フィート コンパクション:23mm》

 ムービングデーに、68をマークした。渋野日向子は3日間大会の最終日、首位で迎えるのは初体験。JLPGAツアーの通算5勝の内、4回は逆転Vだけにどんなプレーを披露するか、本当に楽しみになってきた。

 「1日中、ずっとショットが安定していた。やべえミスがない。あすも(優勝を)気にせずにプレーしたいとは思うけど、まぁ気にしないわけにはいかないでしょう」と控えめに語っている。

 見どころの多かったこの日。ハイライトは6番からの4連続バーディーだろう。5番でボギーを叩いた後のバウンスバック。ショットは当然のこと、パッティングが素晴らしい。6、7番で3メートルを沈め、パー3の8番は4メートルをきっちりとカップインさせている。9番も勢いに乗って、3メートルのバーディー。大勢のギャラリーの声援に応えた。

 そして後半、パー3の12番は、あわやのシーンを演出。7Iの第1打はピンへ向かっていく。「打球をボーッと見ていたら、ピンの方へ行きよるなぁ。でも、打球は直角に曲がったから、ピンへ当たった…」とひと呼吸おいて、「入らなくて良かったです。最終日に入るのは気持ちがいい。とりあえず、予選を通ったからですよ」。

 開幕前、昨年はホールインワンしたにもかかわらず、予選落ちしたことを気にしていた。それだけに、異例のエース封印-を宣言。とはいえ、前日の8番に続き、鋭いショットが飛び出した。意識をしないわけにはいかない。

 「欲をかくと、3パットのオンパレードになるかもしれないから」。控えめな言動が続く。ファンからしてみると、プレーも言動もイケイケのイメージが強い。ところが、秋を迎えて常に抑制の毎日。

 上下のウェア、シューズまで純白をチョイスしたのは、新たなスタートを期したからだ。スイングなど、ニュースタイルを模索中。心まで真っ白にして、第2日を迎えた。変化はプレー中の歩様にも表れる。「歩くペースをゆっくり…。以前は、早歩きだったけど、スイングのテンポをゆったりするというか、そういうことを心がけている」。

 笑顔の裏でさまざまな葛藤があった。ちょっとどころか、かなり手ごわくなったシンデレラの大変身である。

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