山陽新聞レディースカップ　開催！

　2011年度LPGAステップ・アップ・ツアー第4戦『山陽新聞レディースカップ』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）が9月17日（土）・18日（日）の2日間、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ（6,431Yards／Par72）で開催される。

　本大会には、今年7月のプロテストに合格したばかりのルーキーから17名が出場。その他に今季のステップ・アップ・ツアーで優勝している高橋千晶、永田あおいや、地元岡山県出身の松原麻美、金田愛子、那須愛理など102名のプロに、アマチュア選手6名を加えた総勢108名が出場する。

　昨年の第1回大会は、ステップ・アップ・ツアーでは異例となる有料でギャラリーを入れての開催となったが、天候にも恵まれて2日間で7,613名という大勢のギャラリーが詰めかけた。大ギャラリーが見守る中、熾烈な優勝争いを制し初代女王の座に輝いたのが、タイ出身のオナリン・サタヤバンポット。最終日1打差の2位からスタートすると5バーディー・2ボギーとスコアを伸ばし、トータル6アンダーで国内初勝利を挙げた。その優勝を足がかりに昨季終盤からツアーでの経験を重ね、今年開催されたプロテストでもトップ合格を果たすなど、まさしく彼女自身のステップ・アップのきっかけとなった。

　第2回大会となる今年も、昨年と同様に岡山県の民間主導ボランティア組織『トーナメント地域活性委員会』に協力をいただき、賞金総額も1,500万円から2,000万円へと増額。ギャラリー観戦可能エリアも3番ホールから7番ホール以外の13ホール（1番、2番、8番、9番、ＩＮコース全て）と拡大され、大会2日間の目標ギャラリー数を1万人に掲げている。また、観戦ウォークスタンプラリーなど大会を通じて様々なイベントが行われ、収益の一部は東日本大震災の復興支援チャリティーとして寄付される。

　本大会では、優勝者に与えられる下記LPGAツアー4試合の出場権に加え、上位2名の選手には姉妹提携トーナメントとなっている『大王製紙エリエールレディスオープン』への主催者推薦枠での出場権が与えられる。この大会を飛躍のきっかけとするのは果たしてどの選手か。初秋の空を焦がす熱戦に期待したい。