山陽新聞レディースカップ　開催！

　2012年度LPGAステップ・アップ・ツアー第4戦『山陽新聞レディースカップ』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）が9月15日（土）・16日（日）の2日間、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ（6,337Yards／Par72）で開催される。

　本大会には、ディフェンディングチャンピオンの永田あおいを始め、今季のステップ・アップ・ツアー優勝者の中島真弓や小川茉奈美、さらに今年7月のプロテストに合格したばかりのルーキーから20名が出場。その他に、地元岡山県出身の松原麻美や作陽高校出身の西木裕紀子など100名のプロに、アマチュア選手8名を加えた総勢108名が出場する。

　第1回大会は、ステップ・アップ・ツアーでは異例となる有料でギャラリーを入れての開催となったが、天候にも恵まれ2日間で7,613名という大勢のギャラリーが詰めかけた。大観衆が見守る中、熾烈な優勝争いを制し初代女王の座に輝いたのが、タイ出身のオナリン・サタヤバンポット。最終日1打差の2位からスタートすると5バーディー・2ボギーとスコアを伸ばし、トータル6アンダーで国内初勝利を挙げた。その優勝を足がかりに昨年開催されたプロテストでもトップ合格を果たすなど、まさしく彼女自身のステップ・アップのきっかけとなった。

　第2回大会となった昨年は、賞金総額も1,500万円から2,000万円へと増額。ギャラリー観戦可能エリアも3番ホールから7番ホール以外の13ホール（1番、2番、8番、9番、インコース全て）と拡大され、最終日だけで5,000人を超える大ギャラリーが詰めかけた。試合は、最終日4打差の7位からスタートした永田あおいが7バーディー･3ボギーの68をマーク。トータル3アンダーで6月に開催された『ＤＥＯＤＥＯ ＣＵＰ』に続き、2度目のステップ･アップ･ツアー優勝を果たした。

　第3回大会となる今年も、昨年と同様に岡山県の民間主導ボランティア組織『ゴルフトーナメント地域活性委員会』の協力のもと、様々なイベントが開催される。女子プロとの記念撮影やサイン会、女子プロに挑戦できるドライビングコンテスト、ジュニアゴルフレッスン会、来場記念新聞のプレゼントや観戦ウォークスタンプラリーなど家族で楽しめるイベントが盛りだくさん。

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　本大会では、優勝者に与えられる下記LPGAツアー4試合の出場権に加え、上位2名の選手には姉妹提携トーナメントとなっている『大王製紙エリエールレディスオープン』への主催者推薦枠での出場権が与えられる。この大会を飛躍のきっかけとするのは果たしてどの選手か。“瀬戸内から世界へ”の飛躍を目指す選手に注目したい。