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2012.9.15

山陽新聞レディースカップ 1日目

 2012年度LPGAステップ・アップ・ツアー第4戦『山陽新聞レディースカップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の1日目が、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,337Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:30.8℃、風速2.6m。空気が澄み渡り、遠くの山々や瀬戸内海が見渡せる中で行われた大会初日には、6,155人の大ギャラリーが詰めかけた。そんな熱心なギャラリーを沸かせたのは、7月のプロテストに合格したばかりの城間絵梨。6バーディー・ノーボギーの66を叩き出し、単独首位に立った。3打差3アンダーの2位には芳賀ゆきよ、2アンダーの3位タイには新坂上ゆう子、高島早百合、比嘉真美子ら6名が続いている。

 「今日は上出来だと思います。3~4メートルの嫌なパーパットも(カップの)真ん中から入ったりしてたんで、特に不安はなかったです。勢いというより淡々とプレー出来て、精神的に18ホール落ち着いて回れました。最後の18番はバーディーを取りたいと思っていたんで、その前のパー5の15番で2オンを無理やり狙っていきました。そしたら、バーディーが取れて18番もと思ったんですけど、そこまではうまくいかないですね(笑)。今日の目標が優勝を狙える位置で終えることだったんで、初日の仕事は出来たと思います」と城間。2位に3打差をつけて迎える最終日を前に「断トツトップという自覚もないし、今日よりピン位置も難しくなると思います。このコースはボロが出だすとハマっていくので、優勝は簡単ではないと思いますが、自分のプレーに徹して1打1打集中していきたいです」とプロテスト合格後初のステップ・アップ・ツアーで優勝を目指す。
 
 3打差の2位につけたのは、レギュラーツアー1勝、ステップ・アップ・ツアー2勝を挙げている芳賀ゆきよ。10番ホールからスタートした芳賀は、出だしの10番で2メートルのスライスライン、11番で1.5メートルの下りのフックラインのいやらしいパーパットを沈めると「気持ち的にもラクになった」と15番でバーディーを奪った。折り返しの1番ホールこそ3パットのボギーだったが、2番からは3連続バーディーを奪い、4バーディー・1ボギーの69にまとめた。「練習ラウンドではショットが良くなかったし、アンダーで回れる感じではなかったけど、(今日は)気持ちを切り替えてラウンドできました」と芳賀。6年振りのステップ・アップ・ツアー優勝には「そんな、狙ってないですよ~(笑)。天気になることを祈って、ガツガツ行かず自分のペースでいきます」と他人事のように謙遜していた。

高島早百合 (3位タイ:-2)
「レギュラー(ツアー)3試合出てこの試合に臨んでいるので、試合勘もあるし今回も勝ちに来ました。前半は文句のないゴルフが出来たんですが、ハーフで(4アンダーの)トップを確認してから、冷静さを欠いてしまいました。”寄せたい””入れたい”と思ったら(スコアを)崩してしまったので、それが課題ですね。でも最後でバーディーが取れて2アンダーに出来たので、明日は気持ちだけ負けないようにして優勝目指して頑張ります」。

比嘉真美子 (3位タイ:-2)
「出来は良くなかったです。ちょっとずつかみ合ってなかった感じでした。14番はティーショットが良かったのに、セカンドオーバーしてチャンスからピンチになって、5メートルのスライスラインが残ったんですけど、それが入ってくれました。勝負どころでした。このコースは良く回らせてもらっているんですけど、その経験値を活かせてないです。でも、その中で2アンダーにまとめられているので、明日は最後の1打まで諦めずプレーしたいです」。

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