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2012.9.16

山陽新聞レディースカップ 最終日

 2012年度LPGAステップ・アップ・ツアー第4戦『山陽新聞レディースカップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の最終日が、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,337Yards/Par72)で開催された。
 
 天候:曇り時々晴れ、気温:29.4℃、風速:9.1m。朝から雲の流れが速く、ピンフラッグが根元から揺れるほどの強風が吹き荒れた最終日。昨日に引き続き6,000人を超えるギャラリーが訪れ、ステップ・アップ・ツアーでは異例ともいえる2日間で1万2379人の大ギャラリーが詰めかけた。試合は、最終組が9ホールを終了して、初日トップの城間絵梨がスコアを伸ばせない中、2アンダーでスタートした菊地明砂美がスコアを3つ伸ばし、1打差にまで追い上げてきた。11番、12番で城間が連続ボギーを叩き、通算4アンダーで4選手が並ぶ展開に。最後の1打までもつれた優勝争いを制したのは最終ホールでバーディーを奪った芳賀ゆきよ。通算5アンダーで6年振りとなるステップ・アップ・ツアー3勝目を挙げた。1打差の2位には菊地明砂美と城間絵梨が入った。

 スタートホールでバーディーを奪った芳賀は、「難しいラインだったのでラッキーだった」と3メートルの下りのフックラインを決めると、4番ではこの日唯一となる3パットでボギーを叩いたが、「2人が飛ぶのでかえって気楽に落ち着いてプレーできました。知り合いの人に教えてもらったんですけど、このコースのナンバー1キャディーさんだって教えてくれたんで全部任せられたし、今日は本当にキャディーさんの力が大きかったです。上がり2ホールまでは本当にリラックスして出来ました」とスコアを落としても慌てることなくリラックスしてプレーしていた。「”トップに立ってる”ってギャラリーの人の話し声が聞こえて、心拍数が上がりましたが、競った試合でも数多くのギャラリーさんやボランティアさんが応援してくれて背中を後押ししてくれました」と声援を力に変えた。迎えた最終ホールは、「ピンが手前だったので、(グリーン)手前かバンカーでいいかなと思ったら本当に入っちゃいました(笑)。最後のパッティングは緊張しましたけど、本当に優勝できて嬉しかったです」と、3バーディー・1ボギーの70でまとめ自らのバースデーウィークを6年振りとなる優勝で飾った。

 今回の優勝で『富士通レディース』から4試合のレギュラーツアーと姉妹トーナメントの『大王製紙エリエールレディースオープン』の出場資格を獲得。「年齢的には中堅やベテランになっちゃうかもしれませんし、レギュラーもレベルが上がってきていますが、予選を通れるように頑張りたいです」と優勝しても控え目だったが、レギュラツアーでも経験豊富なベテランのプレーで16年振りとなるレギュラーツアー2勝目に挑む。

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