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2013.9.22

山陽新聞レディースカップ 最終日

 2013年LPGAステップ・アップ・ツアー第6戦『山陽新聞レディースカップ』(賞金総額2,000万円/優勝賞金360万円)の最終ラウンドが、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,350Yards/Par72)で開催された。

 最終日は、過去最多となる6,645人のギャラリーが訪れ、2日間で1万2858人の大ギャラリーが詰めかけた。最終組が13番を終えた時点で、通算5アンダーに初日トップの西山ゆかり、川満陽香理、藤崎莉歩、日下部智子の4人が並ぶ展開に。そこから連続バーディーを奪った西山と15番、18番でバーディーを奪った川満が抜け出し、プレーオフに突入した。川満はセカンドショットを池に入れボギー。西山はパーで締めくくり、プレーオフ1ホール目で勝負を決めた。西山は、ステップ・アップ・ツアー開幕戦『ラシンク・ニンジニア/RKBレディース』に続き今シーズン2勝目をあげた。また、3位タイに入った田口晴菜がベストルーキー賞を獲得した。
(天候:晴れ、気温:27.1℃、風速:1.8メートル)

 1番、2番でバーディーチャンスにつけながら入らず「“今日は長い1日になりそうだな”と思ったんですけど、昨日も同じように1番、2番と入らなかったので、自分を追い込まずいつも通りプレーしよう」と心がけた西山ゆかり。4番で15メートルぐらいのバーディーパットを沈めると、6番でも下から10メートルのロングパットを沈めてバーディーを奪った。10番ではティーショットを左に曲げてボギーとしたが、「ボギーが出てから力感を意識して力を抜いたら飛ぶようになった。タイミングをもうちょっと取ろう」と11番からスグに立て直し、14番、15番では連続バーディーを奪った。18番のパーパットは上から1メートル弱。「上からはスライスで左から傾斜もあったので、キャディさんに聞いたら“カップ内側です”と言ってくれたので、意を決して打ちました。キャディさんはいつもニコニコしながらラインとかも読みが良くて、この2日間すごく助けられました」とパーパットを沈め、プレーオフに突入した。アマチュアとして昨年まで2年連続本大会に出場していたキャディの秋田緑さんの助けもあり、プレーオフもパーで乗り切り優勝を決めた。

「川満さんが池に入れたけど、自分もラフからミスしたら展開はスグ変わる。自分のプレーを最後までやろうと思った」とプレーオフの心境を振り返った。これで、ステップ・アップ・ツアー開幕戦『ラシンク・ニンジニア/RKBレディース』に続き今シーズン2勝目。レギュラーツアーの4試合と『大王製紙エリエールレディースオープン』の出場権を獲得した。「いい感触をしっかり自分のものにして、スコアを作れるように、今日みたいな最後まで気持ちを切らさないプレーをしていきたい。この自分を試されるようなすごく戦略性の高いコースで、2日間の自己ベストを出せたし、この自信を何が何でも上につなげていきます!」と強い気持ちで、再度レギュラーツアーに挑戦する。

田口晴菜(3位タイ:-5) ※ベストルーキー賞獲得
「毎試合来てくれるおじいちゃんに“上を目指してガンガン行け”と言われて、ガンガンピンを攻めて行きました。ルーキー賞を獲れてうれしいです。来週、ミヤギテレビ杯に出るんでそっちでも自分の実力を試せたらいいなと思います。上を目指してみんなに愛されるゴルファーになりたいです」。

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