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2014.8.1

カストロールレディース 最終日

13年ぶりの勝利!
大竹エイカがプレーオフを制しステップ・アップ・ツアー通算2勝目を飾る

 2014年LPGAステップ・アップ・ツアー第7戦『カストロールレディース』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の最終日が、千葉県市原市の富士OGMゴルフクラブ市原コース(6,514ヤード/パー72)で開催された。

 灼熱の太陽が照りつける中、終盤までもつれた優勝争い。初日8アンダーでトップを走っていた香妻琴乃が15番をボギーとし、大竹エイカと1打差に。さらに17番で大竹がバーディーを奪い通算7アンダーで並び、プレーオフに突入した。プレーオフ1ホール目でバーディーを奪った大竹が、自身13年振りとなるステップ・アップ・ツアー通算2勝目を飾った。(天候:晴れ、気温:34.3℃、風速:1.9メートル)



 「気が小っちゃいし、考え出したらキリがない。自分のペースをどう作れるかが心配でした」と、スタート前の心境を振り返った大竹エイカ。「斉藤裕子さんに"若い子とどうやって回ったらいいんですか"って助言してもらったり、仲間の話とかも聞いてスタートに臨みました。正直優勝なんてまったく考えていませんでした。17番のバーディーが入るまでは」。

 首位の香妻に一打差でむかえた17番。カラーからの3打目をウェッジの刃で寄せ、見事バーディーを奪った。「打ち出しで跳ねてしまうので、パターが苦手で、今年に入ってからも試みたんですが、やっぱり20年近くこのやり方でやっているんで、緊張している場面でどうかなって思ったんですが、残念ながら距離感が一番合うのがこのやり方なんで(笑)。ボールの頭を打ったりもちろんリスクはあるんですが、不安を持ちながらパターで打つよりかはいいかな」。このバーディーで初めて優勝を意識した。

 18番のティーショットがフェアウェイセンターに行った後、ボードを確認。「一緒に回っているのに、一瞬一瞬を乗り切ることしか考えていなかったから、香妻さんのスコアも半信半疑でしたし、苦しそうなゴルフをしていたので、いつ自分がそうなるかって不安でした。平常心ではなかったですけど、あまり浮き沈みがないようにダメならダメ。(優勝が)転がりこんでくる物はくるって。ボードを見て"並んでる"って思いましたけど、勝てる人が勝つんだからいつもしてきたことをしようと心がけていました」。



 プレーオフ1ホール目では、ティーショットをバンカーに入れたが、「初日18番で左に曲げて暫定球を打ったんで、左は嫌だと思って右のバンカーの左端を狙って打ったんですが、開いて当たってしまって。でも"左行ってOB打つくらいならこっちでいい"って、珍しく前向きな気持ちでバンカーショットに臨めました(笑)」。その勝敗を分けたバンカーショットは、7番アイアンでピン奥3メートルについた。

 「最後は本当に勝ちたかった。去年の4月に前の契約が切れて生活が出来なくなる可能性があるんで、(カストロールの)小石社長にダメ元で契約してくださいと直談判に行ったんですが、二つ返事で"いいよ"ってくれていまの私があるので、グリーンで社長を見た時は"勝ちたい"って思いが強かったですね。頑張った結果を見せたかったです」。最後は3メートルの軽いフックラインを沈め、見事バーディーで決着。ガッツポーズにも力が入った。



 「ガッツポーズは思わず出ちゃいましたね(笑)。社長には"お前は飛距離があるんだから心配しないでもっと楽しめ"っていつも言われてて、試合中も左の襟につけさせていただいているカストロールのワッペンを自分の中ではラッキーチャームとして、何かあったらついていてくれるから大丈夫ってラウンドしていました。これで一つ恩返しが出来ました」。カストロールの社長や社員、仲間に支えられつかんだ優勝となった。


香妻琴乃 (2位:-7)
「今日はパッティングが全然入らなかったので、流れが作れませんでした。プレーオフでも距離感も方向も合ってなかったので…。良い感じでラウンド出来るようになったけど、優勝争いしている時にスコアを伸ばせないとレギュラーツアーでも勝てないし…。また次のステップ・アップ・ツアーに向けて練習頑張ります」。

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