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2021.11.26

苦難の第2日 古江彩佳-笑顔で首位堅守

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円)大会第2日が11月26日、宮崎県宮崎市・宮崎カントリークラブ(6,543ヤード/パー72)で行われた。前日とは一転。古江彩佳はショット、パッティング不振に見舞われたが後半、盛り返し、通算7アンダーで首位を守った。
 1打差の2位は通算6アンダーで堀琴音が浮上。通算5アンダー、3位タイの比嘉真美子、上田桃子、野澤真央が続く。賞金ランキング首位の稲見萌寧は、この日イーブンパー。通算2オーバー、24位タイから巻き返しを狙う。
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《グリーン=スティンプ:10 1/2フィート コンパクション:23mm》

 良いことの後には、苦難が待っていた。それでも、笑顔をつくる。古江彩佳がこの日のベストショットを披露したのは、最終18番の第2打。残り136ヤードを9Iで50センチへボールを運んだ。大きな拍手と、さすが-の声。バーディーで締めた。

 「(難度3番目の)難しいホール。第2打は距離がそれほどなかったから、ピンへ寄せられたらいい。そんな感じで打った、きょうのベストショットです」と満足そうな口ぶりである。1オーバー、73のラウンドでも単独首位を守った。そして、「よく耐えることができた」とも。

 前半、昨日の快進撃がうそのような、3ボギーの内容に、ゴルフの不思議な一面を改めて感じた。「ショット、パッティングの両方が悪い。単純にいうとそうなりますね」と話す。とはいえ、苦痛の表情はみられない。それどころか、笑顔をのぞかせるところがすごかった。

 「しんどかったです。2サムだし、プレーをすることで精いっぱい。でも、楽しくプレーする-は私のスタイルです。笑顔を絶やさないようにした」と振り返る。胸中では、「後半になれば変わる」という信念があった。9番終了後、わずかのインターバルでしっかりと気分を切り替える。

 頼りになるのは、50度のウェッジ。10番、残り64ヤードの第2打で3メートルにつけた。第2日、初のバーディー奪取。流れを変えた。そして、13番。1メートルのバーディーをモノにする。14、15番はピンチを迎えたが、持ち前のしぶとさを発揮。ナイスパーセーブでしのいだ。

 「大会が4日間なら、1日は(調子が)落ちる日があります。それがきょうで良かったと思っている」という。楽な優勝などない。ましてや、公式戦。コースセッティングが極めて難しい。「あすは、きょううまくプレーできなかったところを上手にやるだけですね」と、類まれな精神面の強さを垣間見せている。

 さらに、「公式戦の優勝、とても大事なことです。皆さんから強い-と感じてもらうには、やっぱり公式戦を勝つこと」とひと区切りして、「最後の最後で、公式戦をとれたら格好いい。私は負けず嫌いですから」の締めくくりが奮っていた。

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