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2022.5.4

勝みなみ ゴーウエストで幸運を

<Photo:Toru Hanai/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)

 ゴーウエスト。いよいよ、勝みなみが動く。「攻略しがいのあるコースに変わってきた」と口を開いた。続けて、「ショットの調子が上がっている。あとは、パッティング。すべてがかみあうのは、優勝する時ですけどね」。

 選手がよく使う言葉が、かみ合う-だ。意味は何となくわかるものの、いかにも抽象的。ところで、具体的に説明してもらうと、どうなるのか。この問いには、しばし黙考。「いいショットを打つ。ピンそば3メートルにつける。そしてカップイン。これがかみあうということですね」と、大まじめに話した。

 加えて、「バーディー量産をする流れをつくることも、やっぱりかみ合うかなぁ。それから、理想の弾道が出はじめれば、やっぱりかみ合うですね。もうひとつ、ミスショットの後、チップインを決めた時も、運がいいからかみ合うかなぁ」と懇切丁寧に語っている。

 今大会は18年以来、西コースで開催。思い出のコースであり、相性もいい。アマチュア時代の14年。第1日、82を叩きながら、第2日に65の大会コースレコードをマークした。

 「プロの方に迷惑をかけてはいけない。その一心でした」と振り返る。さらに、これだけ変わった-という具体例をあげた。「18番がわかりやすい。65の日は第2打を5Iだったけど、きょうのプロアマトーナメントは58度です。飛距離の平均は30ヤード、のびている」と、うれしそうだ。

 そして、コースへの感謝も忘れてはいない。「プロになってすぐ、茨城ゴルフ倶楽部さんに練習をさせていただきました。何もおっしゃらずに、自由に。恩返しがしたい。予選通過を目標にして、4日間プレーできればと思うけど、優勝を目指して頑張る。コースを味方につけて頑張りましょう」と奮い立った。

 かみ合うとは、神にあうと言い換えもできる。幸運の西コースへ、いざ。

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