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2022.5.14

大吉でアゲアゲ 原英莉花Vの予感が-

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ほけんの窓口レディース 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)第2日

 気は心だ。この日の空同様、原英莉花のプレーは見ている者までが気持ちが良くなるほど。6バーディー、1ボギーの67をマークし、首位へ2打差の2位タイに浮上した。「私の求めているものを、つかみつつある気がした」。迷いは完全解消とでもいいたそうである。

 スタートから、パワーがクラブへストレートに伝わる。今大会から使い始めた3Wが威力を発揮。2オンへ成功して、バーディー奪取が、ギャラリーへのごあいさつとなった。「毎回、たくさんのギャラリーの方がプレーを見てくださる。でも、最初はいいけど、どんどん崩れていって…。私は今、6ラウンド連続でバーディースタートを切っていることを知っていましたか。でも、アンダーパーをマークしたのは、この2日間だけです」と説明し、「きょう一番は、なんといっても4番ですよ」とも。

 飛距離は、笑いながら、「270ヤードぐらいかなぁ」と控えめに話したものの、計算では300ヤード近くボールを運んでいる。2オンに成功。3番に続いて連続バーディーを決めた。後半は一転、新調したパターが威力を発揮。10番=10メートル、15番=8メートル、16番=12メートルをカップインさせた。1Wとパターのマジックショーで、ギャラリーから大歓声を浴びている。

 昨季、公式競技のJLPGAツアー選手権リコーカップ、日本女子オープンを含む3勝をマーク。ところが、今季はトップ10がない。最高成績は21位タイが2回。しかも前週は今季2度目の予選落ちを喫している。

 「すごく悔しくて、何が悪かったのか-と自問自答を繰り返した。しかし、記憶をたどると、ショットの調子は決して悪くなかった」という。予選落ちの憂さを晴らそうと、練習場へ向かったが、「いや、行くべきところはそこではない」と思い返した。「結局、結果が伴わなかったから、プレーが疑心暗鬼に。それなら、いい所を探し、前向きになればいいでしょう」と、結論を弾き出す。同時に、3Wとパターを替える勇気がわいた。

 一方で、吉兆も訪れる。福岡での試合は相性が抜群なのだ。2018年、ステップ・アップ。ツアーのラシンク・ニンジニア/RKBレディースで優勝。20年には日本女子オープンを制した。

 「ステップで優勝した大会の前、立ち寄った福岡市内の神社でおみくじを引いたら大吉。女子オープンの時が、吉です。そして、今週の10日、同じ神社で何が出たと思いますか」

 -と逆質問を。「大吉」の答えに、「そうなんですよ」と、よくぞ聞いてくださった、と破顔一笑する。

 「今日、たくさんの方に最終ホールまでプレーを見ていただけたことがうれしい」と、感謝のメッセージを添えた。最終日は渡邉彩香、小祝さくらとの最終組である。飛距離自慢が競演する。千客万来は間違いなしだろう。果たして、原の開運吉日となるか。大一番である。

(JLPGAオフィシャルライター・宮脇 廣久)

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