1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 成澤祐美が首位 壁ドンで一変 

2022.6.17

成澤祐美が首位 壁ドンで一変 

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 JLPGAステップ・アップ・ツアー2022シーズン第7戦『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が6月17日、静岡県御前崎市・静岡カントリー浜岡コース(6,531ヤード/パー72)で開幕。ルーキーの成澤祐美が、3アンダーで首位に立った。1打差の2アンダー、2位タイは篠崎愛、フェービー・ヤオが続く。前週、注目を集め、前日19歳の誕生日を迎えた尾関彩美悠はイーブンパーの10位タイ。
(天候:曇り 気温:24.0℃ 風速:6.1m/s)

 ルーキーの勢いが今回も。首位に立った成澤祐美が心がけたのは、「きょうは、カップオーバーしてもいい。強気のストローク」だ。

 この日は、10番からのスタート。持ち前のショットは好調をキープしており、バーディーチャンスを待った。18番で、50センチのバーディー奪取で流れをつかむ。勝負は後半。1、3、5番で2メートル以内のバーディーチャンスを逃さなかった。そして、最終9番へ。5メートルのバーディートライは、「上りのフックラインです。最後まで、よく打てていたと思います。練習の成果が出た」と、してやったりの表情を浮かべる。

 出場5試合のスタッツからうかがえるのは、なるほどパッティングだ。平均パット数が81位。3パット率も84位と課題は明確。

 「第1日、いつも様子見のような感じでラウンドしていたけど、きょうは全開。しっかりした、パッティングができなかったことが本当にもどかしい。ジャストタッチよりも、カップオーバーは気持ちが楽です」と話した。さらに、練習でのイメージは、壁ドンだとか。岡山県作陽高の後輩、渋野日向子の「パッティングをイメージしている」。

 一方で、渋野の代名詞、バウンスバックを2度も決めた。ニュースタイルは、計25パットと手応えは上々である。

(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索