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2022.9.8

首位の菅沼菜々『気持ちは最終日』大作戦

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2022シーズン公式競技・第2戦『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額2億円、優勝賞金3600万円)が9月8日、京都府城陽市・城陽カントリー倶楽部(6555ヤード/パー72)で開幕した。絶好のコースコンディション。第1日は大混戦となった。首位は7アンダーの菅沼菜々。1打差の6アンダー、2位タイで山下美夢有、種子田香夏が続く。大会連覇を狙う稲見萌寧は4アンダー、6位タイ。
(天候:曇り 気温:28.6℃ 風速:2.9m/s)
《グリーン=スティンプ:10 3/4フィート コンパクション:24mm》

 謙虚と笑顔。首位スタートの菅沼菜々は、「気持ちだけは、最終日のつもりで」と好調の要因を話した。というのも、「最近、最終日だけスコアがいいから」と加えている。

 最終18番こそボギーを叩いたが、17番までノーボギー。8バーディーを積み上げた。しかも、2番で8メートルのロングパットを鮮やかに決めた他、パー3の11番では左カラーから、56度でチップインなど、ギャラリーから大きな拍手が送られる。

 ただし、ピンチがなかったわけではない。劇的だったのは14番。残り20ヤードを56度でチップインのパーセーブに成功する。「奇跡的でした。ちょっとクラブが強く入って、ヤバイと思ったら入った。あのホールで気持ちが落ち着いて16、17番の連続バーディーにつながったと思います。最後はよくなかったけど、それまでがうまく行きすぎたかも…」と振り返った。

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

 当初、ゴルフ5レディスの会場から、そのまま京都へ向かうスケジュール。しかし、霧でスタートが遅れ、予定変更。4日は自宅で疲れをいやし、5日は移動だけにとどめた。この休養優先策も吉と出たようだ。物事はプラスへ考える。前向きな姿勢が好スコアを運んできたのだろう。

 プロ5年目のシーズン。好調である。大きく変わったのは内面。「ここ2年、プレー中にイライラすることが多かった。オフはいろいろな方にお話をうかがい、笑顔が大切-ということを学んで…。バーディーをとって笑顔になるのではなく、笑顔でプレーすればバーディーが来る。そんな感じに思考を変えました」という。この日も、もちろんそれを実践し、好スタートにつなげた。

 一方、全米女子アマを制して、時の人となった馬場咲希がゴルフをはじめたきっかけが、菅沼である。「今年の春、そのお話を聞きました。まったく知らなかったです」。多くは語らなかったが、これもまた謙虚な態度がそうさせたのだろう。

 それよりも、今大会へ全力で取り組むことが最優先課題。「常に上位でいられる選手が強い。調子はいい感じですけど、優勝はあせらずに。それから、公式競技だからなど-あまり意識はしないで残り54ホールをプレーします」と、淡々と語った。

 ちなみに、なぜ最終日のスコアが良いのか、の質問には、「予選落ちをしたくない。そんな気持ちがあったからでしょうか」。気持ちは最終日作戦、1日で終わらすのはもったいない。

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