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2023.8.31

前田陽子が単独首位スタート

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

 JLPGAステップ・アップ・ツアー2023シーズン第13戦『山陰ご縁むす美レディース』(賞金総額2000万円、優勝賞金360万円)が8月31日、鳥取県伯耆町・大山平原ゴルフクラブ(6500ヤード/パー72)で開幕。JLPGAツアー2勝の前田陽子が68ストロークをマーク、4アンダーで首位発進を決めた。1打差の3アンダー、2位タイに福山恵梨、ルーキー・仲村果乃が続いている。
(天候:くもり 気温:31.2℃ 風速:3.8m/s)

前田 陽子(1位:-4)
 「きょうのハイライトといえば、後半の5番です。パーオンはしたものの、ピンまで10メートル。しかも、下りの大きく曲がるスライスラインでした。それがうまくラインに乗って90度は曲がったでしょう。ラッキーというより、奇跡のバーディー。バウンスバックだったし、最後までいいリズムでプレーすることができた。あすは最終組。何度、経験しても私は緊張してしまう。そのため、守りのプレーが目立つので、あすは攻めに徹したい。ひとつでもスコアを伸ばすことができたら、目標達成です」

福山 恵梨<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

福山 恵梨(2位タイ:-3)
 「ワンプレーで流れが変わるというけど、私にとってそれが10番でした。チップインイーグル。そこから積極的なプレーができて、17番でもバーディーがとれた。あしたもしっかりとバーディーをとる、自分のスタイルを忘れないようにします。今季はステップの賞金ランキング1位を目指して、一本に絞る。振り返れば、調子の良かった17年は2位。今年こそ-の意気込みで残り試合へ挑みます」

仲村 果乃<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

仲村 果乃(2位タイ:-3)
  「シーズン当初から左手小指の腱鞘炎に悩まされた。7月31日、手術を受けてしっかりとリハビリを…。もう、痛くない。クラブを握るとムダな力がいりません。クラブヘッドが走り、1Wの飛距離が20ヤードは伸びた。当初、その違いにとまどったけど、もう大丈夫。あすから周囲を圧倒するようなプレーをしていきたいです」

吉本 ここね<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

吉本 ここね(4位タイ:-2)
 「フェアウェイキープはいまひとつでしたけど、リカバリーがうまくいってスコアにつながった。今大会は2回目の出場。コースから見る大山がとてもきれいで、すごく感動します。今年は6月のルートインカップでプロ初優勝。少しだけ自信がついた。後半戦でもう1勝が目標です。そのチャンスをつくるためには、フェアウェイから第2打を-。バーディーチャンスをもっと増やしたい。これから、しっかり調整します」

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