2015.1.9
2015 ルーキー特集 第2回
昨年のプロテストに合格し、今シーズンから本格的にツアーに参戦する26名のルーキーたち。
連載第2回は、大西葵、小川陽子、柏原明日架の3名をクローズアップします。
大西 葵 オオニシ アオイ
1994年7月13日生まれ 千葉県出身 プロフィール

強気のプレーが身上。というのは、「自分では感じないけど、性格がきついといわれます」と笑った。もちろん、誰よりも自分に厳しい。「自分で考え、すべての責任をもつのがゴルフの素晴らしさ。試練を与える意味で、コーチはいません。たまに兄へ依頼して、スイングをチェックしてもらうぐらいです」。
プロテストへ合格し、高校1年から続けていたアルバイトをやめた。自宅から約20分のゴルフ場で、キャディーをしていたという。「大変でしたね。クラブを覚えることから、接客の難しさまで、いろいろな経験をさせていただいた。当たり前ですけど、夏は暑いし、河川敷だから、冬はとても寒かったです。仕事が終わってから、アプローチとパッティング練習をしていました」。二足のわらじは履かない。これも流儀。「これからの試合をイメージしながら、一球一球、真剣に打てるようになりました。だって、恥ずかしいプレーは見せられないでしょう」。プロとしての自覚を垣間見せた。
小川 陽子 オガワ ヨウコ
1989年2月8日生まれ 広島県出身 プロフィール

4度目の受験で合格。希望が一気に広がったが、それ以上に課題が見えてきた。2015年の目標を「結果として、ステップ・アップ・ツアーで優勝、と言いたいところですけど…」と前置きし、「細かな技術不足もありますが、それ以上に飛距離が足りません。それを合格してからの試合とQTで思い知りました。でも、あと10ヤード飛距離が伸びたら変わると思う」と前を向く。
7歳でキャリアをスタート。中学時代、一度はゴルフを断念して、テニス部へ入った。でも、「心の中でゴルフへの未練が立ち切れない。ラケットを左手に持ち、ボールを打っていたのもゴルフのスイングが忘れられないから」。一年後、再びクラブを握り、本格的にプロを目指す。香川西高ゴルフ部時代は、練習場まで毎日、片道7キロのランニングを行う。「40分以内で到着しないとペナルティがあります。男女の区別がなく、とにかく40分。苦しかった。しかし、今となればいい思い出」と笑った。
柏原 明日架 カシワバラ アスカ
1996年1月30日生まれ 宮崎県出身 プロフィール

人生の目標は「息が長いプロになる」。今シーズン、そのために少しだけ遠回りを―。プロテスト合格後、全試合出場を目指してきたがファイナルQTで思うような成績が上げられなかった。今季はステップ・アップ・ツアーが中心のスケジュール。「自分と向き合う時間が多くなったと思います。今ではなくて将来、どうなっているが大事ですから」。
7歳の時からキャリアをスタートさせ、「勝手に私が自信を持ってしまった」と笑う。父・武道さんにそれを伝えると、「絶対に中途半端で終わるな。習い事の感覚ではやらせない」と、当初から厳しさを叩き込まれた。以来、練習を重ね、2012年に英国で開催された男女混合16歳以下の『ジュニアオープン選手権』で、女子初の優勝を飾り、世界一となった。「父には、子どもの頃から"パターでお金を稼ぐのがプロの証"とすり込まれてきました。パッティングは誰よりも練習している。もちろん、これからもですよ」と語った。
次回は 1月13日(火) 掲載予定です
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