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2015.5.2

申ジエが誓った、おもてなしの返礼は今季初V

 2015年LPGAツアー第9戦『サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の2日目が5月2日、千葉県市原市の鶴舞カントリー倶楽部 西コース(6,515ヤード/パー72)で行われた。前日首位に立った申ジエ(韓国)が、この日も安定したプレーを披露。スコアを一つ伸ばし、通算5アンダーで今季初優勝へ王手をかけた。1打差の2位はこの日のベストスコアタイ、69をマークした木戸愛がつけ、3位は通算3アンダーのフェービー・ヤオ(台湾)。(天候:晴れ 気温24.3度 風速:3.3メートル)

 「かわいい」。ギャラリーからの声援が、一種の大向うのような効果を発揮した。首位を守った申ジエがうつむき加減に明かしたのは、「かわいいと言われて、うれしかった」。2日間連続ではいたショートパンツの効果。「おかげで、とても気持ちよくプレーすることができました。私が今年、挑戦するテーマのひとつが、ハデなウェアを着こなすことです」と、はにかみながら話した。そうはいっても、プレースタイルまで変えるわけではない。かつて世界ランキング1位まで上り詰めた正確無比のショットを第一に考えるスタイルは、この日も変わらなかった。同組でプレーしたアマチュアの野澤真央、ぺヒキョンは、ともに若さを生かした飛距離が売り物。

 「私も同じぐらいクラブを振っても、かなり置いていかれました。2人の元気なロングヒットが刺激になり、とても楽しいラウンドでしたよ」と振り返っている。自分を語るのではなく、どんな時でも周囲への気配りを忘れない。これも申の魅力だろう。極め付きは、「スポンサーなど、皆さんのおもてなしに感謝の言葉もありません。私の好きな日本語は、このおもてなしです。あすはもっと感謝の気持ちを込めてプレーしましょう。それが恩返しになる」と、今季初優勝を誓った。


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