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2015.5.15

苦手意識の払拭へ 難コースに挑むテレサ・ルー

 2015年LPGAツアー第11戦『ほけんの窓口レディース』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,160万円)の大会1日目が15日、福岡県福岡市の福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,375ヤード/パー72)で行われた。この日、67をマークしたテレサ・ルー(台湾)とジョンジェウン(韓国)が首位に並んだ。1打差の3位には、リエスド(韓国)とイボミ(韓国)、2打差の5位には穴井詩が続いている。(天候:曇り 気温:25.8度 風速:7.1メートル)

 テレサ・ルーから自然と笑みがこぼれた。無理もない。「良いイメージがないんですよね」と語るこのコースで、今大会自己ベストとなる67をマークしたからだ。昨年出場した26試合中、予選落ちはたったの2回。その一つがこの大会だったが、さらに2年連続予選落ちというのはルー本人にとっても珍しい出来事だった。苦手意識を持つのは当然。だが、今年のルーは攻略法を用意していた。「コースマネジメントを意識しよう」。

 このコースはアップダウンが多く、ドッグレッグも多いため、ボールの置きどころが大切となる。そこで、フェアウェイキープ率をあげるために、ティーショットでフェアウェイウッドを多用した。「気持ちが楽になった」と、その後のセカンドショットの精度も上がり、この日パーオンが15回を数えるなどゴルフは終始安定し、今日の好スコアにつながった。

 「明太子や水炊きが大好き」とひときわ笑顔になったルー。今日のようなビッグスコアが続けば、苦手だったこのコースも3つ目の“大好き”にラインナップされるはずだ。


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