2015.6.20
大逆転のシナリオを描く鈴木愛 爆発力で勝負!
『ニチレイレディス』 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(千葉県) 2日目
トッププロの自覚が、この日の爆発を呼んだ。大会初日のプレーが終了した夜、鈴木愛は改めてその日の成績を見ていると、上位に日本人選手が少ないことを発見。「よし、あしたは!」と気合が入ったそうだ。6バーディー、ノーボギーのラウンドで、この日のベストスコアをマークした。35位から一気に6位へ躍進。「苦手の雨ということもあったけど、きのうはショットが悪かった。しかし、我慢を重ねて1オーバーで回れ、それがきょうにつながったと思います」と話した。
15日は全米女子オープンの予選会へ挑戦。その足で東京まで移動。翌日は千葉の宿舎へ入り、母親と一緒に美容院へ。約15センチ以上、髪をカットし、イメージチェンジを図った。「軽くなりました。ショートの方がいい、と皆さんに言っていただけたので、うれしいです」。前週の『サントリーレディスオープン』でも、ショートカットにした成田美寿々が優勝しているのも、鈴木を駆り立てた要因だ。また、『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』では、一緒に練習ラウンドを行った大山志保から、大いに刺激を受けた。「“私はこのコースが好きだし、得意だから頑張る。優勝する”と話されていて、その通りになった。改めて、有言実行した大山さんから刺激を受けました」といい、今週、その大山から、「次は、愛ちゃんの番だよ」と激励を。加えて、全米女子オープンへ出場するのは、大変な経費が必要だということも知った。「コーチやキャディーさんの分など、200-300万円はかかるそうです。今週と来週、しっかり稼がなければなりません」。その背中には、日の丸が見え隠れする。
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