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2015.7.25

北陸と暑さに強い白戸由香がレジェンズツアー公式戦を制す!

 2015年度LPGAレジェンズツアー公式戦『第6回LPGAレジェンズチャンピオンシップアイザックカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の最終日が、富山県射水市の小杉カントリークラブ(5,961ヤード/パー72)で行われた。大会最終日は、単独首位でスタートした白戸由香がこの日もノーボギーの69で回り、通算8アンダーでレジェンズツアー公式戦を制覇。昨年の『シブヤカップ』に続きレジェンズツアー2勝目を飾った。通算5アンダーの2位にはレジェンズルーキーの川久保百代、通算3アンダーの3位に矢部有香子が入った。(天候:晴れ 気温: 33.3℃ 風速:3.2メートル)

 「いつもすごい緊張するんだけど、今日はそれがなくいつも以上に平常心で回れた」と2番で10メートル、3番では5メートルのバーディーを奪い、スタートから自分のゴルフを展開した白戸由香。「初日から良かったパットが今日も良かった。今日はそんなに暑さも感じなかった。湿度があると身体が重くなるけど、風があったので助けてくれた。体力はある方かもしれないね。お客さんの前ではキリッとしていたいしね」と今日も最高気温34.7度の夏日となったが、そこは8月生まれの“夏女”。後半もスコアを1つ伸ばし2日連続ノーボギーを達成。終わってみれば2位に3打差をつける優勝となった。
しかし、優勝インタビューでは「もっとショートアイアンの精度を上げないとダメだし、スコアに影響が出るような大きなミスが出なかっただけ。18番もセカンド150(ヤード)ぐらいが乗らなかったし」と反省しきり。

 「2018年に全米シニア女子オープンが開催されるって聞いて、そういうのがあったら出たいなと思っていたんです。アメリカではシニアの試合が10試合ぐらいあると聞きましたし、50歳で230~240ヤード飛ばす選手もいるので、私もそれを目指したいし、今から準備することがある。身体も丈夫じゃなきゃいけないし、飛距離を落とさないようにトレーニングもしています」と公式戦を初めて制しても浮かれる事なく上を見据えている。次戦は8月に金沢で開催される『シブヤカップ』。昨年レジェンズ初優勝を飾った思い出の地で、レジェンズツアー連勝と連覇を懸け再び北陸に戻ってくる。

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