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2026.9.26

黄金世代・吉本ひかるが大混戦を制す

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

JLPGAステップ・アップ・ツアー2026シーズン第14戦『2026 中国新聞ちゅーピーレディースカップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会最終日が9月26日、広島県廿日市市・芸南カントリークラブ(6,350ヤード/パー72)で行われ、首位スタートの吉本ひかるが通算15アンダーでステップ3勝目(※アマチュア優勝含む)を飾った。1打差の通算14アンダー、2位は辻梨恵。通算13アンダー、3位タイは小林夢果、高木萌衣、青木香奈子が入った。

JLPGAツアーに大きなムーブメントを形成した、黄金世代にとって今年はプロ10年目にあたる節目のシーズン。そのひとり、吉本ひかるが新たなスタイルで優勝を飾った。最終18番、通算14アンダーで辻梨恵と首位を並走。しかし、最終日はスコアボードを確認せず、目前の1打へ全集中することがテーマだった。残り103ヤードの第3打、PWを選択してピンを狙う。ボールはカップから1.8メートルへ。切れ味抜群のナイスショットだった。

「雨が降り続いて、やることがたくさん。とにかく、チャンスをつくってバーディーをとる。その積み重ねです。(ウイニングパットは)うまくいきました。終わってから、あっ優勝したんだ-そんな一日」と振り返る。


<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

楽な優勝などない。雨の影響か3番でバーディー奪取の直後、4番でボギーを叩く。そして、5番では第2打を池へ入れるなど、ミスが続いてダブルボギーとしてしまう。しかし、「ダブルボギーはジャッジミス。しっかり気持ちを切り替えることができた。まだ、先が長い。うまくいかなくても目の前のことをしっかり行う」を徹底した。

気持ちは常に前向き。7番でバーディーを取り、再び流れを引き寄せた。圧巻は9番からの3連続バーディー。グリーンを狙うショットがさえた。

「去年は右股関節を痛め、とても苦しいシーズン。いろいろと考えることが多く、自分が変わらないといけない。そんな結論を出した」という。それだけに、今年はひとりでさまざまな可能性を見出しながら、脳をフル回転させるプレーに取り組んできた。

「夏ぐらいから脳に関する本を読むようになりました。その上で、こういう考え方が私に合っている。そういう感じになってきたように思います」と、漏らしている。2016年、ステップのルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディースで、史上4人目のアマチュア優勝。17年、最終プロテスト合格直後にはうどん県レディースでプロ初Vも成し遂げた。加えて、23年は明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメントで、待望のJLPGAツアー初優勝。

「新しい自分が見つかった」と笑顔をのぞかせた。これからが、収穫の秋である。

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