2015.10.21
初日唯一のノーボギー ささきしょうこが単独首位発進!
2015年LPGAステップ・アップ・ツアー最終戦『京都レディースオープン』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の1日目が、京都府城陽市の城陽カントリー倶楽部(6,326ヤード/パー72)で行われた。
大会初日は、ルーキーのささきしょうこが3バーディー、ノーボギーの69をマークし、3アンダーで単独首位に立った。1アンダーの2位タイには、西木裕紀子、八上ひかる、アマチュアの小倉ひまわりが続いている。先週の『うどん県レディース 金陵杯』で優勝した青山加織は、4オーバーの27位タイに付けている。(天候:晴れ、気温:25.0℃、風速:4.5メートル)
「今日は18ホールパーオンさせたいと思っていたんですけど、ピンポジを見た瞬間戦略が変わりました」と、スタート前に敢えてグリーンを狙わないホールも設けたというささきしょうこ。「グリーンが固くてピンに付いたかなと思っても奥のカラーまで行ったりしていたので、ハナからグリーンを狙わず、わざと花道を狙ったホールもあった。少しでもラフに入るとグリーンに止まらないし…。なので、パーオンは半分しか出来なかったです」。
この日、アンダーパーの選手は4人だけという成績が、城陽カントリー倶楽部の難しさを物語っていた。しかし、ささきは「ショットの精度は良かった」と4番で1.5メートル、8番では1メートル弱に付け、バーディー奪取。12番では「アプローチに助けられた」と、グリーン手前のラフから6~7ヤードをチップインバーディー。その後、ピンチは何度かあったが、難コースをノーボギーの69で攻略した。
「今年に入って初レギュラーが『日本女子オープン』だったんですけど、2日目終わって4位タイで上のレベルでプレー出来てすごい自信になった。今回は女子オープンの時と感覚が似ている。距離が短い分、ウェッジなどで打てたりするのでボギーがなかったのかな。あの時は少しでも上に行きたいって思ってから空回りして、最終的に18位タイで終わったけど、女子オープンで2日目に"イケる!"って気持ちになったことがいい経験になりました」。ツアーデビュー戦となったメジャー大会での収穫が、この日のプレーにつながった。
「この大会は地元の兵庫県に近い事もあり、ステップになる前から出させてもらっていて、何回かローアマも獲得しています。試合では誰よりもこのコースを経験していると思う。お世話になっている方もいっぱいいますし、優勝して恩返しがしたいです」。元々は関西エリアのプロ・アマを集めて、2010年から開催されていた本大会。ささきはステップ・アップ・ツアーになる以前の2011年から毎年出場し、今回で5回目の出場となる。大きな経験を積んでプロとして帰って来た今大会で、初優勝を狙う。
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