2017.3.11
蘇る自信 2位浮上の大山志保 ついに光明が見えた
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 土佐カントリークラブ(高知県)2日目
大山志保が怒涛の3連続バーディーで、大会2日目を締めた。18番では、10メートルのロングパットを決め、右手を天に向けて突き上げる絶頂ポーズまで披露した。「ようやく、感触がつかめた。去年はシーズンを通して、パッティングがダメ。これほど悪かったのは、プロになって初めての経験です」。
今オフは不振脱出に傾注した。自らプロショップで購入したパターを含め、「10本以上、試したと思う」と激白。今回もプロアマ大会から新しいものにチェンジした。「カップから30センチもショートする。これが私らしくない。悩んで、悩んで、わかったのは、届かない30センチは、自分のパッティングに自信がないから…。以前は気持ちでカップインさせたけど、そんな状況ではなかった」とも打ち明ける。
この日は、強風の中でのラウンド。常に、「風は友達」というだけに、困難に打ち勝つことも大山流勝負の楽しみだ。「もっと吹け-。そう心で念じながらプレーした。今日は、ボギースタート。でも、ひとつのボギーぐらい、まぁいいや、と前向きでした。アイアンショットがとてもいい。今日は、そよ風。負けるはずはない、と自分に言い聞かせていた」とも語っている。
さて、最終日は最終組で久々に優勝争い。「それはあまり考えない。今、自分がすべきこと。気持ちとスイングをしっかりコントロールすることが大事です」と、自らに言い聞かせた。
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