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2016.6.11

豊富な経験が強み 姜秀衍が日本ツアー2勝目へ王手!

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 2016年LPGAツアー第14戦『サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)3日目が6月11日、兵庫県神戸市の六甲国際ゴルフ倶楽部(6,511ヤード/パー72)で行われた。この日は72とパープレーながら、姜秀衍が通算12アンダーで首位を守り、3打差の通算9アンダーで堀琴音が最終日、逆転を狙う。通算7アンダー、3位タイは、服部真夕、キムハヌル。 (天候:曇り 気温:27.1℃ 風速:1.9m/s)

 2013年『スタンレーレディスゴルフトーナメント』以来、2度目の日本ツアー制覇に姜秀衍が王手をかけた。「ゴルフは自分との勝負。相手がどうというより、私に勝ちます。そして優勝する」。まさに、予告Vだ。5月29日に追突された交通事故で首痛に悩まされていても、「コースにくると少しも痛みは感じなくなる。2001年、韓国で優勝した時は、立っていられないほどの腰痛でした。それを思えば…」と決して弱音を吐かない。そのあたりが百戦錬磨のベテランだ。

 『リゾートトラストレディス』では、姜より年長の表純子が優勝を飾った。「来日して6年目、表さんはずっと親切にしてくださった。人生では先輩だけど、友だちのようですね」とも。確かに、ツアー連続出場記録を更新中の表も、どんな状況だろうが弱音を吐かない。「今まで、私は世界中で16勝をあげている。多くの経験が強みです」。自信のひとことで締めくくった。

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