前年覇者の服部真夕の心構えは “去年は去年、今年は今年”

＜Photo：Masterpress/Getty Images＞

　2016年LPGAツアー第23戦『CAT Ladies』の開幕を明日に控え、この日はプロアマトーナメントが開催された。舞台となる神奈川県の大箱根カントリークラブ（6,704ヤード／パー73）は、雲行きが怪しくなる時間帯はあったものの、各プレーヤーが夏の箱根を満喫した。

　昨年この大会を制したのは服部真夕。昨シーズンはこの大会での優勝を機に、上がり調子で後半戦に入ることができた。「今の状態は悪くないですね。パッティングも先週は良い感じでした。今年はグリーンが速くて、コースコンディションがとても良いです。コースセッティングは去年よりも難しくなっている印象なので、1ショット、1ショット丁寧にやりたいですね」。

　ただ、服部はあくまでも冷静だ。昨年の優勝トーナメントということで良い印象があるのは当然だが、逆に自分にプレッシャーをかけすぎないようにと心がけているとのこと。
「これくらいの時期から調子を上げていかないとと自分にプレッシャーがかからないように心がけています。去年は去年、今年は今年と言い聞かせてやるようにしています」。　

　今年のコースの攻略ポイントはティーショットだと服部。スタートホールや、苦手ホールでいかに冷静に気持ちをコントロールできるかが大会連覇の鍵を握っている。